4番打者が固まらないカープ
鈴木誠也がメジャー移籍して以来、カープの4番は外国人選手が中心に務めてきましたが、思うように機能せず、近年は西川が務める機会が多いものの、その西川がFA離脱、今季は菊池、上本など繋ぎの4番で乗り切ることもありましたが、終盤は堂林が務めました。果たして来季はどうするのか。
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セリーグ5球団は4番を日本人選手で固める
セリーグ他球団の4番打者を見ると、阪神が大山、DeNAが牧、巨人が岡本、ヤクルトが村上と、日本人選手が中心でした。
中日はビシエドがいましたが、次世代の石川に託し、また来季は中田翔が加入します。
鈴木誠也が抜けてから、昨季、今季と4番は8人
鈴木誠也選手が2022年にメジャー移籍して以降、カープの4番に座ったのは次の選手です。
松山、マクブルーム、坂倉、西川、デビットソン、菊池、上本、堂林。
この2年間で実に8人の選手が4番に入りました。
ここまで固定できていないのは、もちろんカープだけです。
昨年、主に4番に座り、今季も4番を期待していたマクブルームが6月上旬に抹消されてからは、特に固定できませんでしたね。
来季の4番は果たして
では、果たして来季の4番は誰になるのか。
最有力候補は新外国人のマット・レイノルズかジェイク・シャイナーでしょうね。
おそらくシャイナーでしょうか。
今季、3Aで124試合に出場して打率252、30本塁打、105打点をマークしています。
ただ、できれば日本人選手を起用してほしいですね。
今季、終盤には堂林が務めましたが、どうもムラがあり、安定した成績を残せませんでした。
年齢も32歳と中堅からベテランに入る時期ですので、将来を考えたら、まだ末包などの若手に譲った方がいいかも知れないですね。
末包は4番が務まるか
一番期待しているのは末包でしょうか。
末包は2021年、ドラフト6位で入団して今季は2年目の選手。
昨季と今季の打撃成績は次のとおりです。
着実にレベルアップしていますね。
年 | 試合数 | 打撃成績 |
2022 | 31 | 打率299、本塁打2、打点14 |
2023 | 65 | 打率273、本塁打11、打点27 |
かつての4番、新井選手は
ドラフト6位入団と言えば、新井監督と同じです。
その新井監督の入団から3年目までの成績が次のとおりです。
このように3年目は100試合以上出場しています。
ただ、3年目の2001年、当時は金本選手が在籍しており、全試合4番を打っていますので今とは状況が違いますけど。
年 | 試合数 | 打撃成績 |
1999 | 53 | 打率221、本塁打7、打点14 |
2000 | 92 | 打率245、本塁打16、打点35 |
2001 | 124 | 打率284、本塁打18、打点56 |
最後に
他の5球団がしっかりとした4番がおり、しかも日本人選手ですからね。
新井監督は、今季、菊池、上本など繋ぎの4番で世間を驚かせましたが、理想は固定したいはずです。
理想は日本人選手ですが、ひとまずは、外国人選手が機能してほしいものです。
ユーチューブ
新たに、ユーチューブをアップしました。
現役引退後、カープでコーチ、二軍監督を務めると、3度のリーグ優勝と一度の日本一に貢献、内角責めの重要性を説き、飲みニケーションを大事にして選手を指導、カープ退団後も解説者、ラジオのパーソナリティーとして出演するなど、幅広く活躍、また、シーズン前の順位予想では、「安仁屋算」を根拠に、必ずカープを1位にする安仁屋宗八氏です。
今後とも、様々なカープレジェンドを紹介していきます。今まで知り得なかった選手や、エピソードに興味はありませんか?毎週発信していきますので、見逃さないためにも、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。
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