正随が戦力外通告
昨年の現役ドラフトで、カープから楽天に移籍した正随外野手が、本日、戦力外通告を受けたことが明らかになりました。貴重な右打者ですが、カープ復帰はあるのか考えてみました。
|
正随選手とは
正随は、2018年ドラフト6位で亜細亜大学から入団しています。
大阪府出身ながら、小学校入学前には広島に居住、高校は大阪桐蔭高校に進学しますが、一時は広陵高校への入学を考えていたらしく、また、祖父も元カープの選手だったこともあり、カープとは縁の深い選手でした。
正随選手の成績
強打者でドラフト6位と言えば、新井監督を思い出します。
事実、正随選手が入団した2019年は当時の新井選手が引退した時期でしたので、期待は高かったと思います。
ただ、プロの壁は厚く、1軍出場は、2020年と2021年の2年間だけ、通算21試合に出場し、打率121、ホームラン2本という成績に終わっています。
それでも、昨年、2軍では、75試合に出場し、8本塁打、打率.262の成績を残しており、現役ドラフトに掛けられました。
楽天に移籍した今季は、1軍に上がり、5月17日のソフトバンク戦に出場、2打席立ってピッチャーライナーとフォアボール。
ただ、すぐに2軍落ちし、それから1軍に上がることはなかったようです。
それでも2軍では打率280、ホームラン7本を放っています。
カープに必要か
現在、カープのレギュラー陣は左が多く、右は少ないのが現状。
それでも、球団は現役ドラフトに掛けるくらいですから、末包、中村健人、中村奨成など右打者の覚醒を期待していたのだと思います。
その中で、今季、末包がキャリアハイの成績を残しており、来季の飛躍が期待されています。
ですから、カープへの復帰は難しいかも知れません。
ただ、個人的には、やはり長打力は魅力ですし、中村健人が、今季1軍出場なし、2軍でも打率205、ホームラン3本と伸び悩んでいるほか、中村奨成もあの状況ですから、カープに復帰してもいいような気がしますね。
最後に
昨日、ドラフト会議が終わり、カープは即戦力投手を多く指名しました。
これにより、第2次戦力外候補として、中村祐太、藤井などが挙がってくるのではないでしょうか。
ユーチューブ
本日、ユーチューブをアップしています。
1953年から選手兼監督として、また、1957年から1965年までの間、重役を務めた2年間を除き、専任監督として、計11年間にも、わたりカープの監督を務め、すべてBクラスながら、在任期間中には、カープ初の勝率5割超え、また、王シフトを考案するなど、指導者としてもカープに尽力した白石勝巳氏です。
今後とも、様々なカープレジェンドを紹介していきます。今まで知り得なかった選手や、エピソードに興味はありませんか?毎週発信していきますので、見逃さないためにも、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。
コメント