佐々岡監督への制裁

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佐々岡監督は、選手交代の通告を怠る

 NPBは、佐々岡監督に対し、4日のヤクルト戦で選手交代の通告を怠ったとして厳重注意の制裁を行いました。具体的には、8回裏、投手をバードから森浦に交代、また、レフト西川から上本に交代した際、投手交代のみを告げ、レフトの交代を告げていなかったものです。

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NPBの処分は厳重注意

 佐々岡監督への処分は厳重注意のみです。退場処分などはすべて罰金が付いていますが、今回は罰金まで至らないということでしょう。

 最近、際どいプレーに関しては、リクエストの制度ができ、リプレー検証を行うので、退場処分も少なくなりましたね。また、ストライク、ボールの判定について、以前、外国人選手を中心にクレームが多発していましたが、これもあまり聞かなくなりました。

 ですから、このようにNPBが処分するというのは非常に目立ってしまいます。

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過去の事例

 今回、選手交代の通告を怠ったとして厳重注意の制裁を科したということですが、今まで、このような事例を聞いたことがありません。

 ちょうど10年前、2011年5月20日、先発投手の予告がない時代、当時の野村監督が、京セラドームでのオリックスとの交流戦において、DHに当て馬として今村投手を入れ、相手投手によって、野手に変更する予定でいましたが、相手の岡田監督から、DHは1打席は立たないといけないルールということを聞き、すっかり忘れていたと赤っ恥をかいた事例がありました。

 これは、ルールに従うしかないので、当然処分はありませんが、何故、カープはこのように他球団ではありえないような失態を犯してしまうのでしょうか。

 

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周りのサポートは?

 どこの会社でもそうでしょうけど、トップが細部まですべてのことを把握していることは稀でしょう。ですから、周りの社員がサポートするのが当然ですよね。

 となると、野村監督の事例で言えば、コーチ、マネージャーなど周りの人も知らなかったのでしょうか。当時、西武に在籍したこともある植田コーチがバッテリーコーチで入っていましたが、わからなかったのでしょうか。

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 また、今回の佐々岡監督の事例については、当然常識の範疇なのでわかるとは思うのですが・・。河田ヘッドコーチとか気付かなかったのですかね。謎です・・・。

ブラウン監督

 これまでのカープの選手、監督で処分と言えばこの人しかいません。監督時代、カープで8回、イーグルスで4回の計12回もの退場処分を受けています。これはNPBの監督としては史上最多。

 ブラウン時代、カープは弱く、観客も少なかったので、ある意味、パフォーマンスもあったと思いますが、抗議だけでなく、ベース投げをしたりと、これはこれで面白かったですね。しかも、ブラウン監督が退場になった試合の勝率が高かったと思います。

 また、ベース投げをデザインしたTシャツを作成して、選手が着用したところ、ファンからこのTシャツが欲しいとの要望が多数寄せられ、今の限定Tシャツに繋がったものですね。

 ですから、ブラウン監督の功績も、ある意味大きかったと言えるのかも知れません。

10年前と似た状況

 野村監督がDHで失態を起こしたのが2011年、そして、佐々岡監督が選手交代で失態を犯したのが2021年、いずれも監督就任2年目です。そして、成績も次のとおり非常に似通った状況になっているのです。

 ちなみに2012年、野村カープは3年目に突入して4位、果たして2022年、気になるところです。ただ、2011年は暗黒期の中、今年は2年前まで3連覇していた訳なので、状況は全然違いますけどね。

勝敗 順位
2011年 60勝76敗  8分け(勝率441) 5位
2021年 40勝52敗10分け(勝率435) 5位

 今後、どうなるかわかりませんが、頑張ってほしいですね。

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