緒方監督と佐々岡監督
昨日までの9連戦、4勝4敗1分けの五分で終えた佐々岡カープ。残り試合も24試合と少なくなってきましたが、このまま低迷して終わるのでしょうか。先日、佐々岡監督と野村監督の比較を書きましたが、今日は緒方監督と比較してみたいと思います。
佐々岡監督と野村監督の比較については、良かったらこちらをご覧ください。 😉
緒方監督も1年目は酷かった
2年目に25年振りの優勝を果たした緒方監督ですが、1年目の2015年、期待が非常に高かっただけに、3位阪神とわずか0.5ゲーム差で、Aクラスを逃したことに批判が殺到しましたね。
このときには、甲子園球場で田中広輔選手の疑惑のホームランがありました。あれは間違いなくホームラン。この試合引き分けに終わったと思いますが、これがホームランならば勝ち越してカープが3位になっていた可能性が非常に高かったです。
さて、この2015年ですが、黒田と新井が揃ってカープに戻り、前田健太も健在でした。前年度、野村監督がAクラスに導いていましたから、開幕前から、優勝への期待が高まっていました。
しかし、思うような試合運びができず、白星が伸びません。
首脳陣も緒方監督と新井打撃コーチが不仲で、打撃コーチが知らない間に代打策を講じていたなんて逸話もあるくらいですからね。また、開幕4番を務めた外国人選手グスマンは故障もあり、ほとんど活躍できませんでした。
何より、試合後の緒方監督のコメントは、選手批判ばかりでしたので、ファンからも非難を浴びていまし、シーズンオフのファン感謝デーにおいても監督から何のコメントもなかったこともあって、期待が高かった分、風当りは相当なものでした。
緒方監督が2年目に変わったこと
緒方監督が2年目に変えたことはこちらの動画を見ればよくわかります。『マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~』 毎月第3土曜日スポーツライブで、放映された「リーグ3連覇を達成した監督・緒方の考えるチーム作り」です。 😀
1年目の2015年は、自分の思いだけでやっていたそうです。選手に任せ、「やってくれるだろう。この投手なら抑えてくれるだろう。この打者なら犠牲フライを打ってくれるだろう。」と思っていたそうですが、上手くいかなかった。
そのため、2016年はすべて1球1球自分でサインを出すようにしたそうです。つまり、選手に任せるのではなく、1球1球監督主導でやる。ということです。そのため、試合に負けると、報道陣に対しては「自分の采配で負けた」と言えるようになったと。
私は当初、緒方監督が自分の家族から、「選手を非難をするのはかわいそうだから」と進言をされたので、選手への非難を止めたと思っていましたが、そうではなかったのですね。
戦力的にも、前田健太がメジャーリーグへ渡り、戦力的には明らかに前年度からダウンしており、開幕前の下馬評もBクラス予想が多かったですが、見事に優勝しました。
佐々岡監督が2年目に変わったこと
片や佐々岡監督ですが、2年目は何が変わったのでしょうか。確かにヘッドコーチとして河田コーチを復帰させましたが、監督としての言動等に変化があったでしょうか。
相も変わらず、負けたら選手の責任にしてますよね。確かに活躍しなければ腹立たしい気持ちもあるでしょうけど、使ったのは監督なのですから。
河田ヘッドコーチが就任した際、もう一度、田中広輔を復活させると意気込んでいましたが、もう3連覇の妄想をするのはやめにしませんか。
もしかして、「3連覇した選手たちは何も言わなくても、やってくれる。選手に任せておけば大丈夫だ。逆に口出ししない方がいい。」とでも思っているのでしょうか。3連覇を経験した選手も段々少なくなってきますし、過去の栄光にいつまでもしがみついていては未来は開けません。
来期はどうなるのか!?
佐々岡監督の去就について、まだ具体的な動きはありませんが、どうなんでしょうか。一つの目安として、ドラフト会議があります。今年は10月11日(月)に開催されます。もし辞任であれば、会議には出席しないでしょう。その日まであと2週間しかありません。
先日、歴代監督の1年目と2年目を比較したブログを書きました。良かったら御覧ください。 😉
球団から続投要請があったとしても身を引くべきだと考えます。
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