中村奨成 本格的に外野コンバートか!?

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中村奨成が外野レギュラー取り宣言

 地元期待のドラフト1位、中村奨成が先日の契約更改の際、捕手を捨ててはいないが、外野のレギュラーを取りたいとのコメントを残し、事実上、外野レギュラーを狙うことを宣言しました。そこで、中村奨成が外野手として生き残れるか考えてみました。

 

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今シーズンの中村奨成

 まずは、今シーズンの中村奨成を振り返ってみましょう。1軍では、39試合に出場し、打率、283、打点5、ホームラン2本の成績を残しました。昨年が4試合でしたから、順調に伸ばしたという感じでしょうか。

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後輩に追い抜かれる

 数字だけ見ると、昨年に比べ順調に成長しているようですが、後輩の小園、林がレギュラーを掴みかける活躍をしているので、彼らに比べれば出遅れ感は否めないです。

 これは、やはりポジションに影響していると思います。捕手のポジションには會澤、坂倉に加え、リード面で定評のある石原が事実上第3の捕手として浮上しました。このほか磯村もいますので、なかなか捕手にこだわっていては、出場機会が限られますからね。

 外野手で何試合か出場しましたが、フライを落球するなど、まだ守備に課題が残ります。やはり、捕手の練習がメインで外野の練習をサブのようにやっていては、なかなか上達しないのではないでしょうか。

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外野レギュラー宣言

 このように、今のままでは中途半端に終わってしまうという危機感から、ひとまず、捕手を封印し、外野でのレギュラー取りを目指すと宣言したものだと思います。

 中村自身、強肩で俊足という、外野手としての素質は持っていますから、慣れればそこそこやると思います。また、捕手と違い、ある程度打撃にも専念できるので、これはいい選択だと思います。

カープ外野陣について

 鈴木誠也のメジャー移籍が確実な状況で、佐々岡監督はセカンド菊池以外のレギュラーは白紙であると発言しています。

 現在、外野レギュラーに一番近いのは西川ですが、後はそんなに大差ないと思います。宇草、野間、正随、堂林、松山、長野に、ドラフトで指名した中村健人、末包、更にマクブルームが外野に回るかも知れません。

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 松山、長野は年齢的に代打が多くなると思います。また、西川が左なので、宇草、野間で固めるのではなく、最低一人は右打者になると予想しています。

 となると、中村奨成は、正随、堂林、中村健人、末包らと争うことになるでしょう。

新外国人選手の来日遅れ

 昨日、政府が外国人の入国を原則禁止にしたため、外国人選手の来日が遅れる可能性があります。そうなると日本人選手にとってはチャンスになるので、是非頑張ってほしいですね。

西山も出始めはライト

 カープで捕手のレギュラーとして活躍した西山も出始めは捕手以外でした。当時、捕手には達川がバリバリでいたため、打撃を買われ外野や3塁手で出ていました。また意外と俊足で、打順も1番を打ったりしていましたね。その後、達川が引退してから正捕手となりました。

過去、キャッチャーからコンバートの選手

 過去にも捕手からコンバートされた選手は何人かいました。まずは何と言っても鉄人衣笠ですね。平安高校から入団し1年目から先発マスクを被るものの、当時の白石監督の方針ですぐに1塁手に転向、そして初優勝の年には3塁手に再転向しています。

 また、江藤も当初は捕手で入団しました。ただ、江藤もすぐに外野、1塁手、そして最後は衣笠と同様、3塁手にコンバートされています。

来季は5年目、勝負の年に

 中村奨成は、広陵高校から入団して来年は早くも5年目になります。高卒5年目ということは大卒で新人が入団してきますから、中村奨成もより一層力が入ると思います。

 体重を増やしてパワーを付けるなど、肉体改造にも取り組んでいますので、来季は最低でも常時1軍にいるような選手になってほしいですね。

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