前田健太は来季8年契約最終年
カープからポスティングシステムで、2016年、メジャー移籍し、ドジャースと8年契約を結んだ前田健太投手、2020年、ツインズに移籍しましたが、いよいよ来季、その契約が切れます。そこでカープへの復帰はあるのか考えてみました。
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メジャー移籍しての前田健太
前田健太は、カープからポスティングシステムを利用し、2016年に海を渡りました。
当時、ドジャースと8年契約を結びますが、トレード拒否権が無かったこともあり、2020年からはツインズに移籍しています。
前田健太は先発にこだわっていましたが、中継ぎに回る機会の多かったドジャースよりも、先発要員として迎えてくれたツインズの方が、本人にとっては、良かったですね。
2021年シーズンでは、ブルワーズとの開幕戦でMLB移籍後初となる開幕投手を務めるなど、順調に活躍していました。
ただ、その年の8月21日、ヤンキース戦で右前腕の張りを訴え降板。その後、9月1日にはトミージョン手術を受け、今シーズンは棒にふることになりました。
ここまで、メジャー通算169試合に登板し、59勝41敗6セーブ、防御率3.87を記録しています。
また、2020年には、サイ・ヤング賞投票で2位になるほか、昨季は離脱するまで、21試合に登板、防御率4.66ながら、106回1/3イニングで111奪三振と、高い奪三振率を記録、与四球率も2.7と低く、高い評価を受けています。
来季の前田健太
術後の経過も良好のようで、来季2023年は、開幕からローテーション入りする見込みです。
当初、ツインズのロッコ・バルデリ監督は、今月5日に行われたウィンターミーティングの会場で前田健太投手について、「とても状態がいいと聞いている。キャンプの初日からしっかり準備し、開幕の4月の第1週目に備えることが出来ると予想している」と来季の飛躍を願っていました。
ただ、ここにきて、トレード話が持ち上がっています。ツインズが前田健太のトレードを検討していると、アメリカメディアが伝えているようです。
本人は、1年間、投げていなかった訳ですから、来季に向けて相当気合が入っているのではないかと思います。
ですから、環境を変えて、コンディション調整に支障が出ることだけは避けてあげたいですね。
来季のオフ
来季を以って8年契約が終わり、FAになります。
気になるのは、その年俸でしょうか。ただ、基本給として年間300万ドルですが、先発登板数、イニング数などの出来高条件を全て達成で1500万ドルアップなどと、複雑な体系を取っているため、よくわかりません。
来季は35歳になります。アメリカは、ある程度年齢が高い選手に対しては、あまり長い期間の契約を結ばないので、来季また8年契約というのは、無いと思います。
カープ復帰の可能性
前田健太は、将来的には日本球界への復帰を視野に入れているようです。
ただ、黒田と違って、「戻るならカープ」という発言は聞いていません。
ですから、日本球界へ復帰したとしても、必ずしもカープということではないような気がします。
とは言え、カープが嫌いという訳でもなさそうですし、今でもカープのことは気にかけてくれているようですね。
あの秋山が日本球界へ復帰する際、カープを選んでくれたことについて、前田健太は自分は関与していないと話していますが、少なくとも、カープの悪口は言っていないと思います。
ネックとなるのは、背番号でしょうか。
黒田のときは15番を空けて待っていましたが、18は森下が使っています。
ただ、近い将来、森下も海を渡るでしょうから、その時、どうなっているか。
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最後に
前田健太は、ここまで、NPBで97勝、メジャーで59勝を挙げており、日米通算で156勝としています。
できれば来年14勝を挙げ、日米通算170勝としてカープに復帰してくれれば、嬉しいですね。
もっとも、そんなに勝つならば、本人も、もうしばらくアメリカでプレーしたいと思うでしょうし、また、アメリカの球団も、もっとすごい金額の年俸でオファーするでしょう。
ただ、ファンとしては、来年でなくても、いつか、黒田のように帰って来てほしいですね。
お知らせ
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今回は、鉄人、衣笠祥雄氏です。良かったらご覧ください。
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コメント
こんばんは。
マエケンは嫁さんが大都市好きっぽいですし、アメリカでやめそうな気もしますけどね。
その方がチームとのつながりも切れませんし。
仮に広島復帰するなら先発確約契約がないと動かないかなとも思います。
おはようございます。
仮に復帰するとしても、まだまだ先になりそうですね。