九里がFA権を行使せず残留を表明
今シーズンFA権を取得した3選手のうち、唯一態度を表明していなかった九里が今日会見を開き、FA権を行使せず残留することを表明しました。これで全員残留が決定しました。昨シーズンに続き、新たにFA権を行使する選手はおらず、佐々岡監督のラブコールが実った結果になりました。
先日、FA権を取得した選手の今後について書いたブログがありますので、良かったら御覧ください。
九里は初志貫徹
今シーズン、初の二桁、キャリアハイの13勝を挙げ、最多勝に輝いた右腕が残留を表明してくれました。大瀬良に続き嬉しいニュースですね。
今日の会見で、「このチームで日本一」と発言しています。先日も書いたように、カープは12球団で一番日本一から遠ざかっています。何とか頑張ってほしいです。
よかったら、こちらも御覧ください。
今日から日本シリーズ 最も日本一から遠ざかっている球団は!?
九里はルーキー時に、キャンプの休日で訪れた酒屋において、贈呈された焼酎ボトルに「一途」の2文字を書き込むなど、生涯カープを貫いた前田智徳にあこがれを持っていました。このため、初志貫徹を貫くのかどうか注目していましたが、カープファンにとってはいい結果となりました。
九里の場合、先発だけでなく、ロングリリーフもできる体幹の強い選手だけに、チームにとっては重宝しますよね。
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大瀬良が3年8億円、九里が3年6億5千万円
先日、残留を表明した大瀬良が3年8億円、九里が同じく3年6億5千万円で契約と言われています。
今シーズン、大瀬良の年俸は1億5千万円ですから、来シーズン以降は1年換算で約2億7千万円に。九里は同じく8千700万円から、来シーズン以降は約2億1千700万円となります。
コロナ禍の中、カープにしては大盤振る舞いしたと思っています。これも鈴木誠也の移籍金をあてにしているのかも知れませんね。
来シーズンの投手陣は強力
これで、来シーズン、先発投手陣は、大瀬良、森下、九里、床田が確定、残り2枠を終盤、ローテーションを守った高橋昂也、玉村に、新外国人アンダーソン、ドライチ黒原、ドラニ森、若手の小林、遠藤、中堅の薮田、中村祐太、更にベテランの域にかかる野村あたりが競う展開となるのではないでしょうか。
中継には、島内、ターリー、森浦、塹江、ケムナ、高橋樹也、一岡、中崎あたりが絡むのでしょうか。
そして抑えは、栗林、フランスアが競ってくれれば
このように青写真を描きますが、なかなか投手は、不調に陥ることも故障に泣くこともあるので、何とも言えませんが、軸となってくれる大瀬良、森下などがいますからね。
これは期待できるのではないでしょうか。
佐々岡監督の功績
昨シーズンから就任した佐々岡監督ですが、就任時の会見において、最初の仕事はFA権を取得した選手の説得と言っていました。
その言葉どおり、昨年は野村、會澤、菊池の3選手が揃って残留しました。今年も堂林、大瀬良、九里の3選手が残留を表明です。
先日も大瀬良と九里を鉄板焼きに連れていって口説いています。大瀬良も九里も鉄板焼きが残留の決め手ではもちろんないでしょうけど、やはりハートに訴える熱意は感じたのではないでしょうか。
佐々岡監督は采配では首をかしげるようなところも多々ありましたが、FA選手の引き留めに関してはよくやっているのではないでしょうか。
佐々岡監督は、人柄はものすごくいいと言われます。監督ではなく、球団本部長の方が似合っているような気もしますが・・・・。
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