明治神宮野球大会でスーパー1年生が活躍
現在、神宮球場では、秋季地区大会の優勝校10校が集結して、秋の日本一を競う明治神宮野球大会が開催されています。今大会の大きな特徴として、スーパー1年生が活躍していることが挙げられます。今大会に出場している地元、広陵高校にも、「広陵のボンズ」と呼ばれる真鍋が在籍しており、将来が楽しみです。
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神宮に集う1年生3大スラッガー
今大会では、スーパー1年生に注目が集まっています。まずは、この選手が1番有名でしょう。花巻東高校の佐々木麟太郎選手。183センチ、113キロの巨体から、もの凄い打球を打ちます。入学8か月で既に高校通算49本のホームランを放っています。このペースでいけば、高校通算ホームラン数歴代1位清宮の111本を追い抜くのは確実でしょう。
続いては、広陵の真鍋慧選手。こちらも189センチ、89キロの堂々たる体格をしており、何でも中井監督が、メジャー通算762本のホームランを放ったバリー・ボンズになぞらえて、「広陵のボンズ」というあだ名を付けたようです。こちらは高校通算10本のホームランですが、逆方向にもホームランを打つことができるようです。
3人目は、九州国際大付の佐倉侠史朗選手。こちらも182センチ、104キロと立派な体格をしています。高校通算8本のホームランですが、先日の試合で、同じ1年生、大阪桐蔭の好投手、左腕・前田悠伍からホームランを放っています。
3人の共通点
以上の3人は、いずれも右投げ左打ちで、身長180センチ以上の大型一塁手という共通点があります。
今まで、このように同学年で同じようなタイプの選手が3人揃って出てくるというのは記憶にないですね。しかも、この大会は秋季地区大会の優勝校10校のみが参加しているので、偶然というか、何というか。
3人のうち広陵のボンズは
同じようなタイプの3人ですが、広陵の真鍋が一番スマートです。佐々木が身長183センチ、佐倉が身長182センチで、2人ともに体重は100キロを超えているのに対し、真鍋は身長189センチと3人の中では最も長身ですが、体重は89キロであり、守備位置もファースト以外にサードや外野もできるのではないかと言われています。
広陵のボンズ 真鍋選手の経歴
真鍋選手は、2005年6月17日、広島市出身の16歳。みどり坂小1年のときから、ソフトボールを始め、瀬野川東中では安芸リトルシニアに所属していたようです。
広陵高校は全国から選手を集めてきますが、真鍋選手は広島出身のようですね。
広陵高校で1年生から4番といえば
広陵高校で1年生から4番を打つと言えば、やはり丸子選手を思い出しますね。広陵高校始まって以来、1年生で4番を打ったのは丸子選手が最初のようです。
体型も丸子選手が187センチ103キロで同じ左打ちの一塁手ということで共通項も多い二人です。当時の中井監督が、パワーは金本よりも丸子が上と言っています。
ただ、丸子はプロ入りしませんでしたね。広陵高校で活躍し、当時、高校生野手では、現中日の高橋周平と双璧でした。しかし、高校卒業時も、早稲田大学卒業時もプロ志望届を提出していません。
その後JR東日本に就職していますが、年齢も28歳ですし、もうプロは無理ではないかと思います。
学生時代には、カープと巨人も狙っていましたので、もし、高校か大学卒業時にプロ志望届を出していれば、プロ入りしていたのではないでしょうか。
明日、決勝戦
ちょっと横道に逸れましたが、明日は25日は、決勝まで駒を進めた広陵高校と大阪桐蔭が対戦します。真鍋対前田の対戦も見ごたえがありますね。
これらのチームは来年の選抜にも出場が確実ですから、来年の選抜高校野球大会も目が離せません。
カープが獲得する可能性
真鍋は、まだ、1年生ですし、今後どのように成長するのかわかりません。稀に怪我等の理由で野球を辞める選手もいますしね。ただ、このまま順調に育てば2年後は非常に楽しみです。
問題はカープが獲得するかどうかですが、カープの場合、野手では肩が強く足の速い選手を好んで獲る傾向にあります。
ただ、松山であるとか、指名はできませんでしたが、地元崇徳高校出身で現ロッテの井上も下位で指名を予定していました。これらの選手は、足が遅いですが、パワーがあります。
となると、指名する可能性は高いと思います。真鍋の場合、ファースト以外の守備もいけそうですので、是非、カープに入ってほしい逸材ですね。
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