12球団合同トライアウト開催
本日、オフシーズン恒例の12球団合同トライアウトが楽天生命パークで開催され、カープからは投手で田中法彦、山口、高橋樹也、菊池の4名、野手で中神、安部の2名、計6名が参加しました。また、かつてカープのドライチで今シーズン、楽天に所属していた福井も参加しています。そこで福井の出戻りがあるのか考えてみました。
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今日の福井
福井はシート打撃で、西巻(元ロッテ)をピッチャーゴロ、安部(元広島)をセンターフライ、宮本(元DeNA)を空振り三振と、完璧に抑えています。
終了後、福井は、「真っすぐでファウルも取れましたし、フォークで空振りも取れたので、自分のいいところは見せられたかなと思います。今日はいい感覚で投げられました」と振り返っています。
最速145キロの直球を投げ込むなど、12球で3人を片付けており、球団関係者にアピールできたのではないでしょうか。本人も満足そうですね。
福井の経歴
では、福井の経歴をおさらいしておきます。
1988年2月8日、岡山県生まれの34歳、済美高校から早稲田大学を経て、2010年ドラフト1位でカープに入団しています。
ルーキーの年には、27試合に登板し、8勝10敗、防御率4.12の成績を残しています。ただ、規定投球回数には達しており、新人としてはまずまずの成績を収めたのではないでしょうか。
カープには2018年までの8年間在籍し、29勝36敗の成績を残しています。
2019年からは菊池との交換トレードで楽天でプレーしていましたが、このたび戦力外通告を受けています。
今シーズンの成績
福井は今シーズン、11試合に登板し、0勝0敗、防御率4.09という数字が残っています。楽天に移籍した当初は先発要員でしたが、ここ2年間は中継ぎに回っていますね。
今シーズン、2軍では、20試合に登板し、1勝1敗、防御率1.37と、まずまずの活躍を見せています。
本人曰く、球団から、今年で引退するなら引退セレモニーを行う旨を告げられたが、自分ではまだやれるとの自信があるので断ったとか。
カープは福井を獲得すべきか
今日のトライアウトでは、それなりにいいアピールができたと思いますが、では果たして古巣カープが手を挙げるでしょうか。
個人的な考えですが、おそらく手を挙げることはないような気がします。
確かに中継ぎが不足しているとは思いますが、今ドラフトで即戦力投手を3人も指名していますし、駒だけは揃っています。
福井は、年齢的に34歳ですし、使うなら若手を使うと思います。
また、福井自身の態度も問題視された時期がありました。マウンドでふてくされた態度を取り、野手へも感謝の気持ちがなかったとか。
このほか、支配下選手枠の問題もあります。ドラフトで指名した選手がすべて入団、また、育成契約の二俣や木下を支配下登録、更に新外国人を獲得するとなると、枠がほぼ一杯になります。
今後、カープの最大の補強ポイントは右打ちの内野手ですからね。
以上のようなことで、カープへの出戻りは無いような気がします。
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最後に
今日、トライアウトが開始され、いよいよ、戦力外通告を受けた選手の交渉が解禁されます。
カープにとって最大の注目はソフトバンクの松田を獲得するのかどうかでしょうね。
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