誠也、昂也が復帰、會澤スタメンも投壊で3連敗
今日の楽天との最終戦ですが、6-4で負け、これで同一カード3連敗の屈辱となりました。
先発は、コロナ陽性者との濃厚接触者に認定され隔離を余儀なくされていた高橋昂也が5月14日以来の登板、スタメンには、コロナ禍から復帰したばかりの鈴木誠也、また、コンディション不良から戦列を離れていた會澤が名を連ね、打線もあと一歩まで詰め寄るものの逆転まではいきませんでした。
先発高橋昂也はまずまずも、中田と菊池が打ち込まれ突き放される
高橋昂也は、久々の登板でしたが、4回を投げ、球数80球、被安打6、自責点3の内容でした。ここ最近先発投手が早い回に失点していましたが、今日は3回までは無失点に抑えていただけに、4回がもったいなかったですね。
楽天打線は初球の甘い球は見逃さずにどんどん打ってくる印象です。
佐々岡監督は4回に打ち込まれた高橋昂也を早急にあきらめ、5回以降継投に入りました。ここでサプライズは5回にコルニエルを投入したことです。以前、コルニエルを7回勝ちパターンの場面で投げさせると公言していただけに?でした。
ただ、最近は打ち込まれるケースも目立ちますので、配置転換したのかもしれないですね。事実、今日は、小園のスーパープレーに助けられて無失点には押さえたものの、3安打打たれており、疲れがきているのかも知れません。6回は高橋樹也が抑えたものの、中田と菊池が失点し反撃ムードに水を刺してしまいました。特に中田はひどかったですね。
コロナ禍から、主力が続々戻ってきましたが、投手陣、特に中継陣は再編が必要になってきます。打線は13安打放つも4得点、勝負のポイントは中村奨成の打席!
打線は13安打放ちますが、あと1本が出ませんでしたね。
惜しかったのは5回の攻撃ですね。ワンナウト1、2塁で、コルニエルの代打中村奨成の場面です。ツーボールと打者有利のカウントからスリー、ツーのフルカウントまで持ち込んでのラストボール、低めの直球で、これはフォアボールと思った瞬間、なんと審判がストライクのコールをするではありませんか。
これは明らかにボールだと思います。
中村奨成は一塁に歩きかけ、このコールに不服そうな表情で審判を睨みますが、判定が変わるはずもありません。ここは大きなポイントでしたね。
また、6回はツーアウト1.2塁で宇草がライト前にヒットを放ちますが、セカンドランナー林が帰れず。9回には林に打順がめぐってくるので、代走を送るかどうかは微妙なタイミングでしたが、俊足の曽根とかであれば帰ってこれたでしょうね。
カープ本来の機動力野球をパリーグが実践
やはり、どんどん足を絡めてこないと得点力は上がってきません。
機動力野球はカープの伝統でしたが、いつの間にかパリーグ全球団やるようになった感じですね。
ちょっと話が古くなりますが、昔、ダイエーホークスの監督に就任した王監督が広島の機動力野球を取り入れるために、ヘッドコーチに寺岡、打撃走塁コーチに高橋慶彦、またバッテリーコーチに達川とカープOBを招へいしています。
このあたりから、今のホークスの礎が築かれ、パリーグの他球団にも広がっていったような気がします。
鈴木誠也は復帰戦ノーヒット
今日は鈴木誠也も復帰したのですが、打席を見る限り、まだ調整不足が否めない印象でしたね。5打数ノーヒットに終わっています。
交流戦最下位だが、リーグ戦最下位も目前に!!
これで交流戦2勝6敗1分けの最下位ですが、リーグ戦最下位の横浜DeNAが交流戦首位と好調で、何と2.5ゲーム差まで迫ってきました。
何と言ってもここまで投手陣がひどすぎますね。
交流戦における防御率は、何と6.04です。どのチームもそんなに良くはないですが、この数字は交流戦順位と同じく最下位です。
来週はロードでの戦いに
来週はソフトバンク、オリックスと6連戦です。
パリーグの本拠地では特に分が悪く、負け越し濃厚ですが、何とか5割以上で乗り切ってほしいですね。
幸い、先発は九里が戻ってくると思うので、大瀬良、九里、野村、森下、高橋昂也の5人は確定ではないでしょうか。残り1枠ですが、床田に代わってスコット、岡田当たりが上がってくるかも知れません。
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