2021年度サヨナラ賞 セリーグは坂倉
せパ両リーグが第三者公式表彰として制定しているスカパー ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞の今年度の受賞選手が発表され、セリーグはカープの坂倉が受賞しました。そこで受賞の対象となった試合や、過去のカープの受賞選手を調べてみました。
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スカパー ドラマティック・サヨナラ賞とは
スカパー ドラマティック・サヨナラ賞とは、略称スカパーサヨナラ賞と言われ、そのシーズン公式戦全試合において、もっともファンの感動・印象度が高いとされるサヨナラゲームを記録した選手に贈られるもので、2009年から表彰されています。
この賞は、コミッショナーが、セ・パそれぞれのリーグから1名を選出していましたが、今年は、ファン投票で選ばれています。
受賞の対象となった試合とは
受賞対象となった試合は、9月7日対中日18回戦、9回裏ツーアウト1,2塁から坂倉の逆転サヨナラスリーランホームランで勝った試合でした。
この試合、7-3と4点ビハインドで9回裏を迎えます。先頭打者の林がヒット、続く代打安部も繋いでノーアウト1,2塁。ここで野間、小園が倒れツーアウトとなりますが、ここから、西川、鈴木誠也がタイムリー、そして坂倉がサヨナラホームランとなった試合で、坂倉はこの試合で規定打席に達し、332で首位打者に躍り出ています。
また、この試合はバリバリバリの限定ユニフォームで臨んだものでした。
当時の試合の模様はこちらのブログになります。
このように、9回裏の劇的な攻撃もそうですが、限定ユニフォーム、坂倉が規定打席到達でいきなり首位打者など、話題満載だったので、ファンの印象度も強い試合だったのではないでしょうか。
過去13年間におけるカープの受賞者は最多の4人
次のとおり、カープからは、天谷、下水流、鈴木誠也、坂倉と4人が受賞しています。
チーム別では、カープ4人、巨人3人、阪神、ヤクルト各2人、中日、DeNA各1人となっており、カープの受賞が最多となっています。
特に2016年は、カープが25年振りに優勝した年ですが、何と言っても交流戦(オリックス戦)において、鈴木誠也が3試合連続決勝ホームラン、うち2試合連続サヨナラホームランと勢いづけましたよね。受賞となったのは、2試合連続連続ホームランとなる、6月18日対オリックス2回戦、9回裏ワンナウト1,3塁からの逆転サヨナラスリーランでした。
この試合、緒方監督が鈴木誠也を神っていると表現し、この年の流行語大賞を受賞しています。
ただ、天谷とか意外でしたね。あまり記憶にありません。
年 | チーム | チーム |
2009 | 亀井 | 巨人 |
2010 | 天谷 | カープ |
2011 | 長野 | 巨人 |
2012 | 和田 | 中日 |
2013 | 長野 | 巨人 |
2014 | 福留 | 阪神 |
2015 | 雄平 | ヤクルト |
2016 | 鈴木誠也 | カープ |
2017 | 宮崎 | DeNA |
2018 | 下水流 | カープ |
2019 | 高山 | 阪神 |
2020 | 西浦 | ヤクルト |
2021 | 坂倉 | カープ |
長野が唯一複数回受賞
このほか、目立つのは、長野が巨人時代に2011年、2013年と2回大賞に輝いています。この複数回受賞は13回の歴史の中で、長野だけです。
できれば、今度はカープで3回目を受賞してほしいですね。
来季もワクワクする試合を
過去には、天谷や先日楽天で引退を表明した下水流など、意外な選手も名を連ねています。やはり、逆転のカープと言われる所以なのかも知れません。
今はオフシーズンで、寂しい日々を過ごしていていますが、来シーズンもワクワクする試合を期待したいですね。
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