坂倉が契約更改
カープの契約更改ですが、本日は、坂倉が交渉に臨み、4500万円アップの年俸9500万円で更改しました。今季の成績は打率288、ホームラン16本、打点68と、昨年よりは多少落ちましたが、チーム唯一の全試合出場、また、ポジションも当初はキャッチャーとサードを掛け持ちするなど、貢献度は野手では一番だったと思います。
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大台には届かず
坂倉の打撃成績ですが、次の表は、昨年と今年を比較したものです。
ご覧のとおり、今年は全試合出場しており、打席も100以上多く立っています。
成績としては、ホームランが昨年より4本多いですが、打点は同数、打率は2分以上下げています。また、併殺打がやや多いですかね。
併殺打の場合は、チームの作戦やランナーとの兼ね合いもあるので、何とも言えませんが、あの金本氏は、1002打席の連続無併殺打の記録を作っています。
ただ、守備に関しては、交流戦の頃からサードに専念しましたが、開幕当初はキャッチャーとの併用でしたので、大変だったと思います。
これらを総合的に勘案すると、今季年俸5000万円から倍増ではなく、9500万円というのは妥当なのかも知れません。
年 | 試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 | 併殺打 |
2021 | 132 | 484 | 422 | 133 | 12 | 68 | 315 | 390 | 9 |
2022 | 143 | 599 | 539 | 155 | 16 | 68 | 288 | 352 | 14 |
本人も、記者会見のコメントとして、「全試合に出られて達成感と充実感はありましたけど、個人的にもチーム的にも悔しいシーズンになったと思う」と振り返っています。
来季の査定について
ここで気になるのが来季のことです。
監督も本人もキャッチャー1本と言っていますが、143試合全てをスタメンで出場することはないでしょう。
今年のレギュラーは會澤ですし、いくら、打撃のいい坂倉が再挑戦するとはいえ、キャッチャーとして、リード、捕球、肩等の守備面に関しては、會澤などが上回っているところがありますからね。
ですから、坂倉は今季のように全試合出場はなく、ひょっとすると、規定打席に届かない可能性もあり得るのではないでしょうか。
となると、来季の査定でどのように評価するのか、気になるところです。
もちろん、スタメンマスクを被らない日は代打で待機するでしょうけど、代打でも出場しない試合も必ずあると思いますしね。
逆に言えば、會澤の出番が極端に少なくなる可能性も高くなります。
残りは森下、栗林、床田、野間?
これで未更改者は、森下、栗林、床田、野間辺りでしょうか。
この中で、今季年俸が、7500万円の森下、5300万円の栗林が、大台を突破するかに焦点が当たるでしょうか。
森下は二桁勝利を挙げていますし、大台突破は間違いないでしょう。
また、栗林についても、ギリギリ1億円くらいでしょうかね。
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最後に
現役ドラフトも終わり、契約更改も終わると、いよいよシーズンオフという感じになりますね。
残りの関心はトレードの有無でしょうか。
現役ドラフト前には中日を中心に大型トレードが連続して成立し、今季はどうなるのかと思いましたが、その後はばたっと止まりましたね。
この先、動きがあるのかわかりませんが注視したいと思います。
お知らせ
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今回は、カープ史上最強の名将、古葉竹識氏です。良かったらご覧ください。
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