カープは秋季練習中の紅白戦を開催
今週からマツダスタジアムで秋季練習を開始したカープ。今日は早くも紅白戦を開催しました。6イニング制の特別ルールでしたが、先発は、紅組が大卒ルーキーの大道、一方、白組は高卒ルーキーの小林が登板しました。果たして首脳陣にアピールできた選手は誰なのか、振り返ってみたいと思います。
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先発はルーキー対決
両先発ですが、紅組は大卒ルーキー大道、今シーズン開幕1軍を果たすと、序盤は中継、中盤は先発で活躍するも、終盤は調子を落とし、2軍降格となりました。一方、白組は高卒ルーキー小林、こちらは、高卒ながら、公式戦最終試合で初登板を果たしました。
両投手ともに、先のフェニックスリーグでの好投が認められての抜擢です。ただ、今日の試合は明暗が分かれました。大道は3回4安打打たれますが粘りのピッチングで無失点。一方の小林は3回6安打5失点という内容でした。
やはり、大道は大卒でもありますし、同じルーキーしかも4歳年下の高卒ルーキーに負ける訳にはいきませんからね。
中崎、一岡、中田、薮田の中堅勢は!?
中継では、中崎、一岡、中田、薮田といった3連覇を支えたメンバーが登板しました。この中では、中崎が最速150キロのストレートを武器に2回を完璧に抑えています。
3連覇の時には、3年連続胴上げ投手ですし、実績は十分。今年はルーキー栗林が大車輪の活躍を見せてくれましたが、来年はおそらく疲れから今年のようにはいかないと思いますので、是非、復活してほしいですね。
また、一岡は、1回2安打1失点、中田は1回無安打1四球無失点、薮田は2回3安打1失点の内容です。このあたりは何とも言えません。
打線は林、正随の中軸候補が揃ってタイムリー
紅組の5番は林、白組の5番は正随と、来季の中軸候補が務めました。今日の試合では林が2安打、うち1本は右中間フェンス直撃の2点タイムリーツーベースを放っています。一方の正随も同じく2安打、うち1本は左中間へのタイムリーツーベースと結果を残しました。
来年は、今年以上に得点力不足が懸念されますので、この調子で来シーズンも頑張ってほしいです。
若手では持丸が一発
若手では育成2年目の持丸が一岡から右中間スタンドへの一発を放っています。育成期待の木下も1安打放っています。育成選手は特にハングリー精神が旺盛ですからね。一人でも支配下登録されるように頑張ってほしいです。
坂倉はサード守備だけ
今シーズン、リーグ2位の打率を残した坂倉ですが、この試合、何と紅組のサード守備だけ出場しています。守備機会は1回しかなかったようですが見事併殺を完成させています。
坂倉のサードについてはこちらをご覧ください。
これは本気ですね。いっそのこと、コンバートするような感じで取り組んでいます。昔、西田外野手が打撃はいいけど守備に難があったので、紅白戦で外野守備だけ出場したことがありました。当時を思い出しますね。
紅白戦は評価に困る
紅白戦は評価に困りますよね。投手が抑えたら、投手が称えられますが、打者が打つと打者が称えられます。ただ、コーチは気が気でないとか。特に投手コーチと打撃コーチはヒヤヒヤするそうです。
何はともあれ、全体で確実なレベルアップを図ってほしいですね、
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