カープは6投手の戦力外を発表
カープ球団は、14日、支配下4投手(今村、中村恭平、鈴木寛人、行木)と育成2投手(畝、佐々木健)の計6投手に戦力外通告をしたと発表しました。ただ、ドラフトの指名人数の絡みや今回野手の通告がなかったことから、今後、第2弾があると予想されます。
今村は引退扱いできなかったのか?
今回通告された6投手について、やはりネームバリューから今村、中村恭平の戦力外が大きく報道されました。特に今村は、2009年のドラフト1位で、大瀬良とも同郷、同学年であることもよく知られています。
今村で思い出すのは、3連覇当時、特に2017年は、中崎の離脱もあって、主にクローザーを務め23セーブ、17ホールドの記録を作っています。このころは、一岡やジャクソンなどとともに勝利の方程式の一角を担っていました。ただ、この年が結果的にキャリアハイになりました。その後は下降線をたどり、一軍では昨年はわずか6登板、今年は登板数0に終わっています。
このまま全盛期の力を発揮できないまま終わってしまいましたね。
結局、通算11年で、431登板、21勝30敗、115ホールド、36セーブとなっています。
今村は、優勝にも大きく貢献した選手なので、球団は、事前に根回しし、本人が現役続行の意思がないならば、現役引退としてあげた方が良かったのではないかと思います。
確かに本人も、ファンも来期の契約が危ないというのは感じていたと思いますが、このまま、突然クビというのは、ちょっとかわいそうに思いました。
中村恭平は年齢からして難しいか
中村恭平は、2010年ドラフト2位で入団しました。大卒の左腕ということで、期待されましたが、当初はコントロールがすこぶる悪かったですね。確か4者連続四球で押し出しというのもあったように記憶しています。
その後、伸び悩むも、2019年からはリリーフに活路を見出し活躍します。このころはコントロールも良くなり、勝利の方程式の一角も担うようになりましたね。ただ、翌年は再び先発を直訴するも、故障を抱え思うように登板できなくなりました。
貴重な左でしたが、32歳にもなりますし、最近は、生きのいい左腕投手が出てきましたので、自由契約は致し方ないところだと思います。
結局、通算8年で、97登板、2勝11敗、13ホールドとなっています。
最近は若手も数年でクビ
今村、中村恭平のほか、鈴木寛人(2019年ドラフト3位)、行木俊(2020年ドラフト5位)とわずか1~2年でクビになる選手も出てきましたね。行木は、育成契約のようですが、この若さでクビになるのは、根本的に何かあるのでしょうね。また、畝と佐々木は育成契約だけに早々と見切りを付けられたのでしょう。まだ若いので第2の人生頑張ってほしいですね。
第2弾の候補は?
戦力外通告の第一弾は10月4日から25日まで、第2弾はクライマックスシリーズの全日程終了後に行われることになっています。
ドラフトでは支配下登録選手として7名を指名。現在の支配下登録選手は69名ですから、ドラフト指名選手すべて入団するとなると、6名が過剰になります。第1弾で4名クビにしてもあと2名余剰になります。また、現在育成契約の選手から支配下登録される選手もいるのでしょうし、外国人選手の兼ね合いもありますが、あと数名はクビになるはずです。
となると、やはり候補としては、白濱、高橋大樹、桒原あたりではないでしょうか。特に高橋は、右打ちの外野手2名をドラフトで指名しており、仮に鈴木誠也がメジャーへ流出するとしても、クビは確実だと思います。白濱は毎年、候補に挙がるのですが、何故か生き残りますね。7不思議の一つです。
外国人はどうなる?
今日、クロンが16日に帰国すると発表がありました。これで既に帰国しているネバラスカス、スコットとともにクビの可能性が高いですね。また、6年契約を結んでいるメヒアですが、今年が5年目、あと1年ありますが、もう伸びしろはないように感じます。
バードは微妙なところ、コルニエル、フランスアは残留でしょうね。とにかく、カープが今シーズン苦しんだ要素の一つが外国人選手ですから、来年はいい選手を送り込んでほしいものです。
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