高橋樹也、戸田、中神の3選手に戦力外通告
カープ球団は、本日、高橋樹也投手、育成契約の戸田投手、そして中神内野手の3選手に対し、戦力外通告を行ったと発表しました。しかし、毎年、ドラフトで6~7名の選手が加入することから、第2弾で戦力外通告を受ける選手がいると見られます。
|
高橋樹也、戸田、中神について
まず、本日、通告された3選手について振り返ってみます。
高橋樹也投手は、2015年花巻東高校からドラフト3位で入団、現在25歳です。1軍では、通算64試合に登板、0勝2敗1セーブ 防御率5.04の数字が残っています。
ただ、今年は怪我の影響で、1軍はもとより2軍での登板もありませんでした。貴重な左腕ですが、故障で投げれないとなると、厳しいですね。
戸田投手は、2011年樟南高校からこちらもドラフト3位で入団、現在29歳です。1軍では、通算95試合に登板、11勝7敗1セーブ 防御率3.94となっています。
戸田の場合、2014年から2016年にかけて活躍しましたが、2016年7月20日、大洲寮で転倒し、左手関節靱帯のケガを負ってから、まさに転落していきましたね。当時は、飲酒トラブルを隠ぺいするための口実なんて噂も出ました。
その後2020年にトミージョン手術を受け、育成となりましたが、復活までには至りませんでしたね。残念です。
そして、中神内野手ですが、2018年市立岐阜商業高校からドラフト4位で入団、現在22歳です。
この3人の中で、中神内野手が一番実績がなく、1軍経験はありません。
今シーズン、2軍で46試合に出場、打率275、ホームラン1本、打点5と、まずまずの成績を残しましたが、伸びしろなしと判断されたのでしょう。
第2弾の候補
では、第2弾の候補者を考えてみると、投手では山口、中村祐太、キャッチャーでは白濱辺りでしょうかね。
山口は、2019年に1軍登板があり1勝を挙げていますが、当時、緒方監督からベンチで公開説教を受け、2軍落ちすると、その後1軍に上がってくることがありません。
今シーズンも、2軍で14試合に登板、0勝1敗、防御率5.27、まだ23歳と若いですが、このままでは危ないですね。
中村祐太は、1軍では通算37試合に登板、11勝15敗、防御率4.73の実績を残しています。
しかし、今年は1軍での登板はなし。2軍では20試合に登板、5勝7敗 防御率4.68の成績を残しています。
今年は故障もなく、2軍ではフル回転で投げたものの、1軍から声が掛かることはありませんでした。これは、佐々岡監督が1軍先発陣を固定した弊害といってもいいでしょうね。結局、終盤、1軍先発陣が全滅しました。
ただ、中村祐太自身、野村と同様に球威がある訳ではないので、コントロールが甘くなると、痛打されます。
もう伸びしろなしとして、戦力外通告を受ける可能性は否めません。
最後に、白濱ですが、毎年、名前が挙がるものの、戦力外にはなりません。既に36歳、2軍でも実質コーチをしているようですので、もう専念させてもいいのではないでしょうか。
田中広輔、安部の処遇はいかに
忘れてはならないのが、3連覇に貢献したものの、その後じり貧の田中広輔と安部です。
田中広輔は、今シーズン1軍で41試合の出場、打率200、打点1、ホームラン0、6月20日に抹消されて以降、1軍に戻ってくることはありませんでした。2軍でも、39試合に出場し打率246と低迷しています。
安部は、今シーズン1軍での出場はなし。ただ、2軍では、37試合に出場し、打率368の成績を残しています。ただ、1軍から声が掛かることはありませんでした。
このまま埋もれてしまうのか、トレードなのか、あるいは現役ドラフトにノミネートするのか、ただ、これだけの実績ある選手ですから、現役ドラフトの対象にはしないような気がします。
|
最後に
カープは、クライマックスシリーズに出場する訳ではありませんから、まさにストーブリーグ突入ですね。ただ、来季から新監督になるということが決まりましたので、楽しみは一つ増えたように思います。
はっきり言って、試合がないのは寂しい限り。来季はせめてAクラスに入ってほしいですね。
(良かったらクリックお願いします)↓😄
コメント