カープ西川龍馬選手がFA宣言の模様
去就が注目されているカープの西川龍馬外野手が、既に取得しているFA権を行使する模様であると、一部スポーツ紙が報じています。ある程度、予想はしていましたが、丸が宣言したときとは、状況が違うのではないでしょうか。
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西川選手の実績
西川選手は、2015年、王子からドラフト5位で入団すると、1年目から1軍で活躍、カープ3連覇当時はサードが多かったのですが、守備に難があり外野にコンバートされましたね。
サードの時には、安部と競い合っていました。
通算2970打席で打率299と、ヒットメーカーとして活躍、巧みなバットコントロールに定評があり、今季は、リーグ2位の打率305をマーク、クライマックスシリーズでも活躍しました。
また、不振のマクブルームに代わり、4番も打つなど、主力打者として欠かせない選手でした。
西川選手のFA
報道によると、西川選手はかねてからパリーグでプレーしたい希望を持っていたようです。
今から思えば、背番号もなかなか変更しなかったですし、同じ左打者の秋山を獲得したのも納得ですね。
また、条件面では問題はないようなので、丸のときのような宣言残留はあり得ず、退団は必至だと思います。
地元に近いオリックスを希望しているのではないでしょうか。
昨年も悩んでいましたからね。
丸との違い
思い浮かべるのは丸のFAでしょうか。
丸の場合、リーグ3連覇に貢献し、2016年、25年ぶりの優勝を飾った際には、ずっとカープで連覇を続けたいと語っていたにも関わらずFA宣言しました。
また、FAの理由が、高いレベルでプレーしたいと語っており、当時、強かったパリーグ、地元でもある千葉ロッテに移籍するなら仕方ないと思っていましたが、何とよりによって巨人に移籍。
ですから、ファンも怒りますよね。
丸FAと西川FAの影響
ただ、丸がFAしたときと、今回、西川のFAは影響度が違うと思います。
丸の場合、不動の3番センターで、2年連続MVPに選ばれています。
FA宣言した2018年は怪我もあり125試合の出場にとどまりますが、それまで4年連続フル出場、2018年も打率306、また、出塁率、468、OPS、1.096はいずれもリーグトップ。
足も速く7年連続二けた盗塁、また、6年連続ゴールデングラブ賞を受賞するなど、攻守の要でした。
また、当時の外野手は、鈴木誠也、丸、下水流、松山、野間などで、層はそこまで厚くはなかったですね。
一方、西川の場合、怪我が多く、フル出場したシーズンはありません。
確かにバットコントロールは魅力ですが、守備に関してゴールデングラブ賞を獲ったこともなく、盗塁もシーズン最高が今季の7つです。
現在カープの外野陣は、西川のほか、秋山、野間がレギュラー、ここに今季ブレークした末包、また飛躍が期待される田村、中村貴浩もいます。
ですから、丸のFAのときに比べ、影響度は少ないような気がします。
若手にはチャンスですから、新陳代謝が活発になるのではないでしょうか。
最後に
本日がFA申請の期限。
他球団ではDeNAの石田投手がFA宣言する見込みとか。
良かったらご覧ください。↓
是非、カープが獲ってほしいですね。
ユーチューブ
ユーチューブをアップしました。
地元、府中東高校から、本格派右腕としてドラフト1位で入団すると、外木場氏の背番号14を引き継ぐも、投手として芽が出ず、野手に転向すると、2試合連続で決勝弾となるホームランを放ち、主軸打者として期待されますが、その後は、中日、横浜大洋と渡り歩いて引退、引退後は宮崎市内でお好み焼き店を経営している片岡光宏氏です。
今後とも、様々なカープレジェンドを紹介していきます。今まで知り得なかった選手や、エピソードに興味はありませんか?毎週発信していきますので、見逃さないためにも、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。
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