カープ西川が「脱悪球打ち」をテーマに
カープの西川外野手が、ソフトバンク近藤らと行っている自主トレを公開し、今季の目標として、2年連続の打率3割、そのため、西川の持ち味でも欠点でもある、悪球打ちをを封印する覚悟を示しています。
|
西川の悪球打ち
西川は、地面スレスレの完全なるボール球でも、そのバットコントロールの良さから、手を出し、たまにはヒットにすることもありました。
漫画、ドカベンに登場する岩鬼も、悪球打ちが持ち味で、西川の打法を、岩鬼打ちと称する人もいるほどです。
ただ、この悪球打ちについては、解説者も非難することが多かったですね。
例えば、カウントがスリーボールの場合、見逃せばフォアボールで出塁できるのに、手を出すため、その打席を無駄にすることもあると。
確かに、追い込まれたり、想定しなかったボールが来て、不意にバットを出して、三振を免れることもあるでしょうけど、確率からいけば、悪球は見逃した方がいいでしょう。
ソフトバンク近藤との自主トレ
このたび一緒に自主トレを行っているのは、11シーズン通算打率、307を誇り、FAで今季からソフトバンクでプレーする近藤です。
西川は、この実績を作り出した近藤の「イズム」を学び、短所である悪球打ちの改善に努めていると話しています。
本人が、この「悪球打ち」を分析したところ、「凡打になる確率が圧倒的に多い」と冷静に自己分析しています。
「悪球を見逃して、甘い球だけ仕留めれば、もうちょっと確率も上がると思う」として、「ミスショットはもったいないので甘い球をいかに一発で仕留められるか」というテーマで取り組んでいるようですね。
本来であれば、丸のように、際どいボールはとことん見逃してフォアボールを選ぶという、選球眼があればいいのでしょうけど、本人は、フォアボールを取りにいくと手が出ないとか。
ですから、「打ちにいった中で見逃せるのが理想」としてスタイルは変えずに、確実性の向上を狙うようです。
このため、この自主トレでは、午前8時半から午後2時半までと、キャンプ以上にハードな練習をこなしています。
今季の決意
西川本人も、「悪球打ち」について、非難されていることはわかっていたとは思いますが、これまで、そのことを口にしたことはありませんでした。
しかし、この段階で公言するというのは、今季に賭ける決意のようなものが感じられますね。
昨年、FA権を取得しましたが、もしかしたら、FA権を行使して、新球団で気持ちも新たにスタートすることを考えていたのかも知れません。
しかし、残留と決めたからには、この球団で悔いのない野球人生を送りたいという表れではないでしょうか。
また、背番号も5に代わります。
これまで、何度も故障で戦線を離脱することが多かったのですが、気合が入っていますね。
最後に
ここまで、気合の入った西川を見るのは、初めてではないでしょうか。
今季、新井監督に代わりますし、西川が頼りになるかも知れませんね。
お知らせ
JCBカープカード
現在、JCBカープカードに申し込むと、チケット先行発売や、球団主催のイベントに抽選で招待があるなどの特典が付いています。
今季、新井新監督に掛かる期待は非常に大きいものがあります。是非、みんなでカープを応援しましょう。
お申込みは次のリンクから ↓↓↓↓
ユーチューブ
ユーチューブに動画をアップしました。
今回は、南海へ入団する予定も、思わぬ事態でカープへ入団することになった地元出身のスター選手。1960年代から70代のカープ低迷期、スラッガーとして活躍した山本一義氏です。
(良かったらクリックお願いします)↓😄
コメント