新井監督が西川と直接交渉
昨日、CSファイナルに敗退し、本格的なストーブリーグに入ったカープ、今日は新井監督がマツダスタジアムを訪れ、オーナー報告、その際、球団との契約交渉でマツダスタジアムを訪れた西川にも対面し、直接交渉した模様です。
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西川の存在
西川選手は、2015年ドラフト5位で入団。
下位指名ながら、天才的なバッティングで主に主軸を打っており、ここ数年レフトのレギュラーとして活躍しています。
今季は、リーグ2位の打率305を残しており、通算打率も299と好打率をマークしています。
ですから、FAで流出するとなると痛いですね。
その一方、怪我が多く1年間フルで出場したことはありません。
昨年はFAせずに残留
西川選手は昨年FA権を取得しますが、残留せずに単年契約を結んでいます。
昨オフもFA宣言するか否かで相当悩んだようですが、決め手になったのが新井新監督の存在でした。
ただ、FA残留する選手は、基本的に複数年契約を結ぶケースが多い中、単年契約で複数年契約を結んでいません。
ですから、これは今オフ、FA宣言するかも知れない布石とも言われていますね。
今年の外野レギュラー
カープにとって、西川選手がFAで出て行くのはつらいところですが、その一方、外野のレギュラー陣について考えてみる必要があろうかと思います。
現在のレギュラーは、西川、秋山、野間の3名で、すべて左打者です。
ただ、相手チームが左腕をぶつけてくるケースも多く、DeNAの東、今永、阪神の伊藤、大竹など、カープが苦手にしている投手が多いのも事実。
このため、終盤は、長打力のある末包がスタメンを張る機会も多く、また、デッドボールで離脱しましたが、田村も非常にいいセンスを持っています。
来季の外野陣
このままいけば、西川、秋山、野間が基本線で、相手が左腕のときには、年齢的にベテランの秋山が退き末包が入るのではないでしょうか。
ただ、若い田村も急成長しており、この選手もスタメンで見たいですよね。
また、一昨年、二桁ホームランを放った林も外野へ転向するとの情報もあります。
世代交代の難しさ
新井監督は、ショートのレギュラーとして、若手の小園、また、かつてのレギュラー田中広輔に対しても、もう一度這い上がるように言葉を掛けています。
開幕当初は小園がレギュラーでしたが、精彩を欠くと田中広輔や矢野などがショートを守っており、小園は2軍で必死に練習し、今や不動のレギュラーになりつつあります。
ですから、競争を促すことも大事ですし、また、辛抱して使い続けることも大事ですね。
親族がカープファン
西川に話しを戻すと、実父と祖父がカープファンで、同じ、敦賀気比高等学校の先輩、東出コーチも残っています。
かつて、カープのエース川口氏は、首都圏在住の妻の親父さんが病気療養のため、関東への球団への移籍を希望し、当初、西武へ入団予定も、親父さんが熱狂的な巨人ファンで、当時の長嶋監督から声を掛けられたこともあり、巨人に入団しています。
ただ、ファンと自分の仕事は別ですからね。
まとめ
世代交代は必要ですが、しかし、まだ、西川、秋山、野間は必要ですね。
この3人の中で一番若いのが西川で、まだ28歳。
ですから、カープにとって、この3人のうち一番残ってほしいのが西川でしょうか。
ただ、もし出て行ったら仕方ないでしょうね。
ユーチューブ
ユーチューブをアップしています。
主に昭和50年代、時にはスタメン、時には代打、代走、守備固めなど、いぶし銀のユーティリティープレイヤーとして、カープの黄金時代を支え、現役引退後は、2軍監督時代、当時、ノイローゼやイップスで悩んでいた東出を再生させるなど、指導者としても活躍した、「パンチョ」こと木下富雄氏です。
今後とも、様々なカープレジェンドを紹介していきます。今まで知り得なかった選手や、エピソードに興味はありませんか?毎週発信していきますので、見逃さないためにも、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。
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