カープはニック・ターリー投手の獲得を発表
カープは、来シーズンの外国人選手としてニック・ターリー投手の獲得を発表しました。来季の新外国人選手は、アンダーソン投手、マクブルーム内野手に続き早くも3人目となりました。これで打ち止めなのか、未契約のバード投手との絡みも含め展望したいと思います。
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ターリー投手の経歴
ニック・ターリー投手は、2008年ドラフト50巡目(全体1502位)で、ヤンキースからドラフト指名されています。身長193センチ、体重104キロですから、巨漢ですね。
MLBでは、1チーム当たりの指名人数が1998年から2011年までは50巡目まで、2012年以降は40巡目までだそうです。つまり、この選手は、2008年ドラフト50巡目(全体1502位)ですから、最下位指名という、期待薄の選手だったのでしょうね。
しかし、こんなに指名選手がいると、さすがに覚えきれません。ドラフト会議も数日間に及ぶとか。
アメリカではヤンキース傘下、ジャイアンツ傘下、レッドソックス傘下、独立リーグ、ツインズ、パイレーツ、そしてホワイトソックス傘下と実に7球団を渡り歩いています。
年齢は32歳と、これまでの外国人選手より、やや上ですね。報道によると平均球速が140~146キロ台の直球に124~127キロ台のカーブ、チェンジアップを投げ分けるということです。
マイナーでは今シーズン、中継ぎで43試合に登板し、1勝4敗、防御率5・02という成績ですが、特筆すべきは43イニング投げて60奪三振を奪っているということで、三振が取れる投手ですね。
ルイス、バリントン、ジョンソン、アンダーソン投手との差
先日、アンダーソン投手と、ルイス、バリントン、ジョンソンとの差について、ブログを書いていますのでよかったら御覧ください。
カープ アンダーソン投手獲得!! ルイス、バリントン、ジョンソンとの差は?
MLBドラフト | 来日まで | 体型 | 初年度年俸 | |
ルイス | 1巡目(全体38位) | 12勝15敗 | 193cm/104kg | 9,500万円 |
バリントン | 1巡目(全体1位) | 1勝9敗 | 193cm/97 kg | 6,500万円 |
ジョンソン | 1巡目(全体40位) | 0勝3敗 | 193cm/93 kg | 7,000万円 |
アンダーソン | 21巡目(全体668位) | 1勝3敗 | 190cm/84kg | 8,000万円 |
ターリー | 50巡目(全体1502位) | 0勝5敗 | 193cm/104Kg | 7,345万円 |
ニック・ターリー投手は中継タイプなので、ルイス、バリントン、ジョンソンといった先発型の投手と比較するのはナンセンスかも知れません。参考までに。
バードと比較してどうか
そこで、同じ中継左腕のバードと比べてみました。
MLBドラフト | 来日まで | 体型 | 初年度年俸 | |
バード | 35巡目(全体1057位) | 0勝0敗 | 190cm/99kg | 4,200万円 |
ターリー | 50巡目(全体1502位) | 0勝5敗 | 193cm/104Kg | 7,345万円 |
初年度年俸からして、ターリーの方が格が上なのでしょうね。バードをクビにするのか、あるいは競争させるのかわかりませんが、バードはクビにせず、置いておくのもおもしろいのではないかと思います。
新外国人選手は打ち止めか
カープは、オフになった途端、続けざまに3人の新外国人選手と契約を結んでいます。さて、ここで終わりになるのか、はたまた、4人目が出るのかわかりませんが、もう投手はいいでしょう。
投手は、フランスア、コルニエル、アンダーソン、ターリーと契約しており、バードと契約すれば5人になります。一方野手は、マクブルームとメヒアだけです。メヒアは期待薄だけにもう一人大砲候補を取ればいいかと思っています。
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