中日・阿部、DeNA・嶺井がパリーグへ移籍
このたび、中日・阿部内野手が楽天涌井投手との交換トレード、また、DeNA嶺井捕手がFAでソフトバンクと揃ってパリーグに移籍することになりました。カープはこの2人に対し、痛い仕打ちを受けてきましたので、今後、どのような影響があるのか考えてみました。
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中日・阿部外野手
次の表は、今年度、阿部内野手のチーム別対戦成績です。ご覧のとおり、カープ戦に滅法強く、打率は3割を超えていますし、ホームランも4本打たれています。
また、2塁打が多いとの評価でしたが、2塁打もカープ戦では最多の8本放っていますね。
チーム | 打率・本塁打・打点 |
ヤクルト | 262、1、10 |
DeNA | 244、2、 4 |
阪神 | 286、0、10 |
巨人 | 258、1、11 |
広島 | 315、4、16 |
ですから、この阿部選手がパリーグ移籍してくれるのは、カープにとっては朗報ではないかと思います。
DeNA・嶺井捕手
続けて、DeNA嶺井捕手のチーム別対戦成績です。ご覧のとおり、嶺井についてもカープ戦に滅法強く、阿部同様打率は3割を超えています。他の4球団には打率2割にも満たないのに、カープだけ3割越えとはね。
嶺井は、たしか黒田投手からもホームランを放っていたと思いますし、何故なんでしょうか。
チーム | 打率・本塁打・打点 |
ヤクルト | 178、0、4 |
阪神 | 182、1、5 |
巨人 | 167、1、4 |
広島 | 308、1、8 |
中日 | 176、2、7 |
以上のとおり、嶺井も、カープをカモにしていたことがわかります。
涌井投手について
では、中日に移籍する涌井投手について、カープとの対戦成績はどうなっているのか調べてみました。
今年度は、交流戦での登板はありませんでしたが、昨年度には登板があります。
昨年度、カープ戦には1試合に登板し、勝ち投手になってはいますが、6回5失点、被打率370、防御率は7.50と、カープ打線は打ち込んでいます。
2020年度に登板はありません。
2019年度にはロッテ時代にカープと1試合対戦があり、このときは6回、2失点、被打率318と、こちらも打っていますね。
嶺井はCランクのため人的保障なし
嶺井については、FA移籍しますが、Cランクのため人的保障はありません。
ですから、ソフトバンクから誰かが移籍することはないですね。
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最後に
以上のとおり、阿部、嶺井がパリーグに移籍してくれるのは、カープにとって朗報だと思います。
また、阿部の入れ替わりで涌井投手が来ますが、過去の対戦成績から、そんなに脅威にはならないでしょう。
ただ、カープは苦手とする選手が多いのが気になりますね。
ヤクルト村上のように、どの球団に対しても打ちまくるのであれば仕方ないですが、特に嶺井などは他球団には2割に満たない打率なのに、何故かカープ戦では3割を超えています。
昨シーズンまでは、阪神の西や秋山にカープ打線がよくやられましたね。
これは、選手の問題ではなく、スコアラーとかの問題ではないかと思います。そうでないと、カープだけ相性がいいということにはならないでしょう。
この辺りも是正願いたいと思います。
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