秋季練習紅白戦、中村祐太先発も3回4失点と乱調
先週から開始された秋季練習。今日は紅白戦第3弾が行われ、白組は高橋昂也、紅組は中村祐太が先発しました。高橋昂也は3回1安打2四球1失点でしたが、中村祐太は3回3安打3四球4失点と結果を残せませんでした。
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中村祐太は崖っぷち
紅組先発の中村祐太は、2回までは完全に抑えますが、3回にいきなり崩れます。1死後、矢野に四球、羽月にライト前ヒットで1,3塁。中村奨成を四球で満塁。ここで二俣に2点タイムリーを浴びます。更に木下に四球。正随を抑えますが、持丸に2点タイムリーと、目の色を変えている育成選手の餌食になりました。
開幕当初は先発ローテーションに入っていましたが、その後不調で2軍落ちしています。彼の場合、速い球がある訳でも抜群のコントロールがわる訳でもありませんから、いかに投球術などで抑えるしかありません。
いつも崩れるのは四球からですね。ランナーを出したプレッシャーと、また四球を出してはいけないということが頭をよぎり、甘く入ってしまうのだと思います。
先般の紅白戦で結果を残せなかった遠藤、山口に続き、1、2軍の当落線上にいる選手については、来春の1軍キャンプがかかっていますから、頑張ってほしいですね。
ただ、中村祐太は既に26歳となります。そろそろ結果を残さないと、戦力外が現実味を帯びてくるのではないでしょうか。
高橋昂也、中崎、高橋樹也、中田、一岡、薮田、ケムナが登板
一方、白組先発の高橋昂也は、3回1安打2四球1失点とまずまず好投します。高橋昂也は、2回、石原に四球を与えた後、盗塁、そして西川のタイムリーで1点を献上しました。また、3回は無失点に抑えますが、先頭の野間に四球を与えており、こちらも特に先頭打者への四球を気を付ける必要がありますね。
この試合、中継では、中崎、高橋樹也、中田、一岡、薮田、ケムナが登板しました。中崎はレフト正随のエラーもあって1点を献上しますが、高橋樹也は2安打打たれながら無失点、中田が1回1安打無失点、一岡、薮田、ケムナは1回を完全に抑えています。
野手では育成勢の活躍が目立つ
この試合、育成2選手の活躍が目立ちました。まずは二俣。2020年育成ドラフト1位の19歳、白組の3番サードで出場すると、第2打席で2点タイムリーを放ちます。もう一人は持丸です。こちらは、二俣の1年前、2019年育成ドラフト1位の20歳、白組の6番キャッチャーで出場すると、二俣同様に第2打席で2点タイムリーを放ちます。
年齢も近いですし、何とか支配下登録を勝ち取ろうと必死だと思います。いいライバルで競ってほしいですね。
秋季練習の紅白戦はあと1試合
今般、秋季練習における紅白戦は4試合の予定ですから、残り1試合しかありません。この3試合でふがいない姿しか見せれなかった選手は正念場となりますね。切磋琢磨して高いレベルで競ってほしいものです。
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