森下が契約更改
カープの契約更改も大詰めを迎えていますが、今日は今季、唯一の二桁勝利を挙げた森下が交渉に臨み、3500万円アップの1億1000万円でサインした模様です。4年目の年俸が1億円を突破するのは、球団史上最速で、今や、名実ともにカープのエースといってもいいでしょう。
|
今季の森下
森下は、今季、1年間ローテーションを守り続け、自己最多の27試合に登板し、10勝8敗、防御率3.17の成績を残しています。
次の表は、森下が入団してからの成績です。
今季は2年振りに二桁勝利を挙げていますが、奪三振率は落ちていますね。
佐々岡監督の方針もあり、長いイニングを投げるので、いつも三振を狙うのではなく、場合によっては打たせて抑えるピッチングを行っているのでしょう。
ただ、やはり疲労が心配ですね。
今季、シーズン終了後に右ひじの手術を受けており、順調に回復しているようですが、本人は「軽くですけど、キャッチボールもできる状況になった」と話しています。
しかし、無理は禁物ですからね。しっかり、治療に専念してほしいです。
年 | 登板 | 勝 | 負 | 完投 | イニング | 三振 | 防御率 |
2020 | 18 | 10 | 3 | 2 | 122.2 | 124 | 1.91 |
2021 | 24 | 8 | 7 | 1 | 163.1 | 132 | 2.98 |
2022 | 27 | 10 | 8 | 3 | 178.2 | 133 | 3.17 |
開幕投手の意欲は
今日の会見で、開幕投手について質問を受けた際、「そういう気持ちはあるが、しっかり万全な状態で臨むのがチームにとっても一番だと思う」と慎重な姿勢を見せています。
現在、4年連続して開幕投手を務めている大瀬良も、開幕投手のこだわりはないようですし、また、新井監督も、開幕投手については全く決めていないようです。
4年目で大台突破
今季3年目の森下ですが、4年目に1億円の大台を突破するのは、カープ史上最速です。
これまでの記録は、前田健太と田中広輔の5年目ということです。
前田健太の場合は、4年目の2010年、15勝を挙げ大ブレーク。年俸の4800万円から1億5000万円に大幅アップしています。
田中広輔の場合、4年目の2017年、打率290、盗塁35など、前田健太のように飛びぬけた成績ではありませんが、2年連続フルイニング出場などの実績もあり、7800万円から1億4000万円にアップしています。
ですから、新人の年からコンスタントに成績を上げ続けるというのは、大変だと感じますね。
ちなみに鈴木誠也は7年目に大台の1億6000万円で更改しています。
結婚していた
また、今日の会見で、結婚していたことを明かしています。
相手は明治大学時代に知り合った1つ下の一般女性だそうです。
本人は「いつも家に帰ったらご飯があるという環境が整っている。その面では頑張ってもらっています」と話しているように、特に食事面でのサポートがあるというのは、プラスではないでしょうか。
|
最後に
今日の森下の更改で、残るは栗林だけになりましたね。今季年俸が、7500万円の森下が大台突破、5300万円の栗林が、大台を突破するかが焦点でしょうか。
お知らせ
ユーチューブに動画をアップしました。
今回は、カープ史上最強の名将、古葉竹識氏です。良かったらご覧ください。
(良かったらクリックお願いします)↓😄
コメント
こんばんは。
森下は酷使されまくったりしたのである意味迷惑料込みかもしれませんよ。
結婚も発表しましたが、一部女性ファンはショックかもしれません。
栗林は登板数×100万で1億超えるかもしれませんね。
こんにちは
確かに森下はオールスターもありましたし、ちょっと酷使しすぎですよね。
これも佐々岡監督のせいです。