松田オーナーがFull-Countの単独インタビュー
先日、カープの松田オーナーがメディアの単独インタビューに応じ、カープの過去から将来にわたって語っています。オーナーがこれだけ深く語られるのは異例です。
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松田一族の同族経営について
そもそも、松田一族による同族経営については、こちらのブログに書きましたので、良かったらご覧ください。
松田オーナーの野望
今回のインタビューでは、3回にわたっており、1回目は、新井監督への思い入れ、若手選手、特に河野、玉村、遠藤、林、二俣などへの期待感を語っています。
2回目は、マツダスタジアムについて、ドームではなく、屋根なしの天然芝球場にこだわった理由を熱く語っています。
そして3回目は、カープや球場への思い、また、女子野球を振興させる理由についても、語っています。
その中で、自由席を残した経緯などを説明していますが、これはちょっと感動しましたね。
コロナでバラバラになった人を繋ぐ、コミュニティという観点から、自由席を作ることによって、知らない人同士が知り合いになるというのは、なかなかない発想です。
また、毎年、社員数十名をアメリカに派遣して、勉強をさせるなど、はっきり言って、普段、この人、何しているのだろうと思っていましたが、色々考えているんだということがよくわかりました。
今後について
松田オーナーは今後について、球場も作ったし、自身の年齢も72歳となったことなどを挙げ、もう十分のようなことを話しています。
この文言だけみると引き際なのかと思いますが、だからと言ってオーナー職を、松田一宏代行に継ぐことは考えていないでしょうね。
オーナーの交代時期
カープは、歴代、松田一族がオーナー職に就いていますが、ではこれまでのオーナーは、どのタイミングで交代しているのか、調べてみました。
初代オーナーの恒次氏から始まり、2代目耕平氏、そして、3代目の元氏に繋がります。
これまで、オーナーが逝去されると、次のオーナーという形であり、生前中に交替ということはありませんでした。
氏名 | 時期 | オーナー職在籍 |
松田元 | 2002.7~ | |
松田耕平 | 1970.11 ~ 2002.7 | 31年8月 |
松田恒次 | 1967.12 ~ 1970.11 | 3年 |
ですから、現在の松田元オーナーは、インタビューの際、「もういいだろう」とは語っていますが、まだまだ野望は持っているのではないでしょうか。
何かと批判されることも多いですが、今後もカープがいい方向を向くように、頑張ってほしいものです。
最後に
カープは、明日、ロッテとの対外試合に臨みますが、先日、腹痛で離脱した野間選手が出場に意欲を見せています。
外野手は、実績で言えば、西川、秋山、野間が一歩リードしているとは思いますが、ライバルが休むと、チャンスとばかり、目の色を変えて必死になってアピールするのがこの世界。
ですから、野間も必死ですね。
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今回は、カープ日南キャンプを誕生させた人々の逸話です。
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