カープ主力組の契約更改始まる
カープは、本日から主力組の契約更改を開始しました。初日の今日は、堂林、上本、森浦の3選手が更改し、いずれもアップを勝ち取っています。初日からダウン提示となるとイメージダウンにもつながると考えたのかどうかわかりませんが、3選手の更改について書いてみます。
|
堂林は1400万円増の5000万円
堂林は、今季、2年ぶりに100試合に出場し、ホームランは8本ですが、3本が代打ホームランのほか、効果的な一発を多く放っています。代打での打率は3割3厘と高く、また、勝利打点もマクブルームの10回に次ぐ、8回と勝負強い打撃を見せてくれました。
これら、価値あるバッティングが評価され、1400万円アップの推定5000万円で更改しています。
今季は、スタメン出場55試合のうち、53試合が外野での出場でしたが、本人はポジションにこだわりはないとコメントしています。
ですから、3塁を予定している新外国人選手デビットソンが外れの場合、坂倉が回ることはないので、堂林にチャンスが巡ってくるかも知れません。
また、来季は長野が抜けますので、右の代打の切り札として待機する可能性もありますね。
上本は1500万円増の2900万円
上本は、10年目で初めて開幕スタメンの座をゲットすると、キャリアハイの94試合に出場、プロ初ホームランも放っています。打撃成績も打率3割7厘、2本塁打、18打点とすべての部門で自己最高の数字を残しています。
特に序盤は、8番打者として粘りに粘り、9番投手に繋ぐ打撃を見せてくれましたし、いいところで打ってくれました。
また、内外野をこなすユーティリティープレーヤーですが、どのポジションでも、いい守備で盛り立てるなど、よくやったと思います。
これらの活躍が評価され、1500万円アップの推定2900万円で更改しています。
終盤はばてたようですが、序盤の活躍を1年間通したとすれば、もっと給与は上がったのではないかと思います。
失礼ながら、本来、上本がスタメンで出るようなことがあってはならないのですが、レギュラーが不振、故障等で出れないときには、スーパーサブとして頑張ってほしいですね。
森浦は1800万円増の4000万円
森浦は、51試合に登板し、3勝6敗、24ホールド、防御率3.30の数字を残しています。1年目の昨季から2年続けてチーム最多登板となる2年連続50試合登板を記録するなど、2年連続チーム最多ホールドを達成しています。また、シーズン終盤には日本記録となる10試合連続登板も果たしています。
この結果、1800万円アップの推定4000万円で更改しています。
森浦の場合は2年連続して登板過多になっているので、疲労が心配ですね。本人は、「来年も50試合、行ければ60試合投げたい」とコメントしていますが、なるでく連投にならないよう配意してほしいです。
|
最後に
昨年までであれば、鈴木誠也の年俸がどこまで跳ね上がるのか、興味がありましたが、今オフについては、坂倉がどこまでアップするのかが焦点でしょうか。
昨年は、鈴木誠也に次ぐリーグ2位の打率315を残しましたが、今年は打率288に終わっています。しかし、唯一、全試合に出場していますし、前半はキャッチャーとサードを併用するなど、守備でも貢献度が高い選手です。
最近は、契約更改で保留する選手はほとんどいません。おそらく下交渉して、合意しているのだと思います。ただ、庶民にとっては羨ましい金額ですね・・・。
|
(良かったらクリックお願いします)↓😄
コメント