九里が自主トレ渡米でフォームの作り直しを示唆
九里投手が、自主トレのためアメリカアリゾナ州へ出発するに当たり、フォームが変わってもいいくらいの気持ちでトレーニングを行うことを示唆しました。そこで、九里及びカープ投手陣について考えてみました。
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九里の成績
九里は、昨シーズン、13勝目を挙げ、阪神の青柳投手とともに、最多勝のタイトルを獲得、今シーズンも更なる飛躍が期待されましたが、6勝9敗となり、2年連続の二桁勝利も逃しています。
防御率は、3.33と昨シーズン3.81よりは良くなっていますが、打線の援護に恵まれませんでした。
九里自身、打たせて取るピッチングですし、森下やいい時の大瀬良のように、三振をどんどん取るタイプではないので、打線の援護がないと、どうしてもこうなりやすいですね。
ここまで、二桁勝利を挙げたのは昨シーズンの1回だけですし、エースというよりは3番手、4番手くらいの投手だと思います。
九里の決意
九里も来季は32歳と、ベテランの部類に入りますし、カープでは、野村、薮田などかつてタイトルを獲得した投手も、ここ最近は低迷しています。ですから、九里も危機感があるのでしょう。
このたびの渡米に当たり、球数が増えて規定投球回数に届かなかった反省を踏まえ、動作解析などのデータをもとに新たな投球スタイルを模索するようです。
また、フォームについても、「アンダースローやサイドスローになっても」と、変化を恐れず、チャレンジするとか。
そんな短期間でフォームが固まるのか、ちょっと不安ですが、その意気に期待したいですね。
アンダースロー・サイドスロー
最近は、アンダースローやサイドスローの選手は少なくなりました。
中継ぎでは、来季からカープに加入する戸根や、巨人の高梨、中日の福あたり、過去には清川とかいました。
しかし、先発ではあまりいませんね。阪神の青柳くらいでしょうか。
カープでは、初優勝時の胴上げ投手、金城がアンダースローでした。金城については、前年、先発で最多勝を挙げています。
そのほかでは、江夏との交換トレードで、日本ハムからやってきた高橋直樹くらいでしょうか。
ただ、カープの投手陣も同じ上手投げばかりの投手よりも、アンダースロー、サイドスローの投手がいれば、幅が広がりますし、面白いかも知れません。
ネックなのは、盗塁をされやすいので、そこをどう対処するかでしょうか。
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最後に
九里については、ロングリリーフもできますので、個人的には、先発にこだわらなくてもいいような気がします。
九里や大瀬良など、30歳を超えると、大多数の投手は球威も落ちてくるでしょう。
ただ、九里と大瀬良を比べると、力投型の大瀬良の方がイメージチェンジが難しいのではないでしょうか。
かつて、カープ初優勝に貢献した外木場は、故障もあり、翌1976年は10勝、1977年、1978年は、1勝ずつしかできす、1979年に引退しています。
また、同じく速球派で鳴らした池谷も、30歳を超えてから苦労しました。
九里は、1カ月間、アメリカに滞在するということですが、英語も話せるでしょうし、悔いのないよう頑張ってほしいものですね。
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