菊池のゴールデングラブ賞 何歳までいけるのか!?

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菊池が9年連続9度目のGG賞受賞

 カープの菊池涼介内野手が9年連続9度目のゴールデングラブ賞を受賞しました。全盛期に比べ、若干守備力が落ちたとも言われ、今季はエラーを5つ記録しましたが、相変わらず、再三再四、超ビッグプレーを連発するなど、やはり、受賞にふさわしい活躍を見せてくれました。

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初受賞の2013年はエラー18

 ここで、初受賞した2013年を振り返ってみますと、この年はエラーを18個記録しています。しかし、捕殺528、刺殺351、併殺115はリーグトップであり、このあたりが評価されたものと思います。

 当時の、野村監督は、「人が追いつけない打球に追いつき、それをエラーすると、エラーと記録されてしまう」と話しています。守備範囲の広さは抜群ですね。

 また、同監督は、「菊池は、教えたことをすぐに修正する。」と、長年身に付いた悪い癖を指摘すると、すぐに修正し継続できる修正能力の高さを絶賛しています。

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西武、辻の8年連続を抜く

 これまで、二塁手の連続受賞記録は西武辻と菊池自身が持っていましたが、これで菊池が更新することになりました。

 辻が最後にゴールデングラブ賞を受賞したのが、1994年36歳の時です。菊池はまだ31歳ですから、まだまだ、続きそうですね。

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セリーグは山本浩二の10年連続、パリーグは福本の12年連続

 ここまで、連続受賞も最多受賞も、セリーグではカープ山本浩二氏の10年連続、10度目、パリーグでは、阪急福本氏の12年連続、12度目の受賞となっています。

 山本氏も福本氏も外野手ですので、守備機会の多い内野手で、この記録を抜けばすごいことになりますね。

最年長受賞者

 最年長受賞は、いずれも2012年に生まれています。セリーグでは、ヤクルトの宮本慎也氏で、41歳11ヵ月での受賞、パ・リーグでは、北海道日本ハムの稲葉篤紀氏で、40歳2ヵ月での受賞となっています。

過去には受賞で揉めたことも

 この賞は、首位打者やホームラン王、最多セーブなど数字で表彰されるものではなく、記者投票で決まります。そのため、今年も菊池の受賞を巡り、守備全般での貢献を示すUZRがリーグ3位なのにおかしいではないかとの声があるのも確かです。

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 もっとも、UZRが守備指数で絶対的なものという訳でもないですけどね。

 ただ、UZRなど無い昭和の時代に、二塁手の受賞で揉めたことがあります。1987年、奇しくもカープの正田が初受賞した年です。

 この年、大洋の高木豊が二塁手の守備率日本新記録(.9971)を樹立したにもかかわらず、正田が受賞したのです。何でも、この年、正田と巨人篠塚が同率で首位打者を獲得したのですが、ベストナインについては、優勝した巨人の篠塚が選出されました。

 このため、首位打者を獲得したにもかかわらずベストナインに選出されなかったことに対し、記者の同情票が集まったと言われ、正田が初めてゴールデングラブ賞を受賞したのです。

 ただ、高木豊は納得がいかないですよね。結局、同賞の発表から2週間以上経て、セ・リーグは高木を特別表彰しています。

菊池を超える守備の達人を見たことが無い

 今シーズン、特に1、2塁間の打球について、以前であれば追いついていたと思うのに、ライトへ抜けるといったシーンが何回かありましたので、全盛期に比べると確かに守備力は落ちているような気がします。

 しかし、今まで、色んな選手を見てきましたが、彼を超える守備力を持つ選手を見たことがありません。

菊池のゴールデングラブ賞 何歳までいけるのか

 菊池の連続受賞について、さすがに1987年の正田のようなケースは無いとは思いますが、あのアクロバット的な守備は、見ごたえがありますよね。ですから強力なライバルが現れない限り、あと4~5年くらいは菊池の受賞が続くのではないかと思っています。

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