一岡、曽根、羽月、大盛の4選手が更改
カープの契約更改2日目、本日は一岡、曽根、羽月、大盛の4選手が更改し、一岡が、野球協約の減額制限に迫る24%減、曽根、羽月、大盛はアップを勝ち取っています。
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一岡は24%(1000万円)減
まず、一岡ですが、24%(1千万円)減の年俸3200万円で更改しています。
野球協約での減額制限は、1億円以下では25%までとされていますので、それに迫る金額となっていますね。今季4200万円から来季は3200万円となります。
今季は10試合に登板し1勝1ホールド。防御率2.08という数字が残っています。
本人は、「ダウンは悔しいが、来年もユニホームを着られる」と意気込んでおり、おそらく戦力外を覚悟していたのではないでしょうか。
一岡も、3連覇のときには大活躍でしたが、今季は移籍後ワーストの登板数となっていますからね。
ただ、ファームでは28試合に登板、2勝1敗3セーブ、防御率2.79の数字を残しています。
一岡も小林同様、あまり1軍でチャンスをもらえませんでしたね。
来年1月には32歳になります。来季、いい成績を残さなければ戦力外が現実味を帯びてくるでしょうね。
曽根は150万円増
曽根については、150万円増の1300万円で更改しました。
曽根といえば、足のスペシャリスト、ただ、今季の盗塁数はわずか4つ、失敗も3つあります。
このあたりの精度を高めていかないと厳しいでしょうね。
スタートのタイミング、相手投手のクセ、スライディングのスピードなど、元々足が速いのに、このような数字になるというのは、やはり技術的な面が劣っているのでしょう。
特に今季、東出コーチ辺りが盗塁をさせないというバカげた戦略を立てたお陰で、おそらく本気で練習もしていないのではないでしょうか。
来季、新井監督は機動力野球復活を掲げ、東出コーチは2軍、1軍には赤松コーチが入りますので、この秋季キャンプ、また、来年の春季キャンプでは、みっちり練習してほしいですね。
羽月は400万円増
今日、最も年俸が上がった交渉をしたのは羽月でした。400万円増の年俸1400万円で更改しています。
羽月は、今季44試合に出場、打率245、盗塁2、ただ盗塁死は3あります。
羽月も曽根同様に盗塁練習をしっかりしてほしいですね。
羽月は昨季、39試合に出場ですから、昨季より5試合多く出場していますが、打席数は昨季の方が多く、打率も255、盗塁6と、成績は下がっています。
しかし、これで400万円増というのは、経験値を査定に入れているのでしょうかね。
また、昨年は、センターフライを落球するなど、守備で足を引っ張っていましたが、これも徐々に良くなっているようです。
大盛は200万円増
大盛については、200万円増の1300万円で更改しています。
大盛は今季52試合に出場、打率203、盗塁0です。
昨季は、56試合に出場、打率270、盗塁も5ですから、明らかに成績を落としています。
これで年俸アップですから、こちらも経験値なのでしょうか。
今季、1番センターを野間、大盛、宇草の3人で争うと思っていましたが、結局3人とも離脱。ただ、秋山の加入により、野間がライトのポジションを奪いました。
野間は総合力、大盛は守備、宇草は打撃が持ち味です。大盛はともかく打撃でしょうね。落ちるボールの見極めが重要になるでしょう。
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最後に
カープの場合、若くして活躍してもなかなか年俸が上がりません。以前、小園がフレッシュオールスターでMVPを受賞したときも、根尾や藤原の方が高年俸なのにおごらされると、嘆いていましたね。
ただ、かつては総年俸が低いと話題になりましたが、最近はそうでもないです。
来季は応援解禁して、満員の観客の前でプレーしてほしいですね。
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