明日から後半戦が開始
昨日、オールスター戦が終わり、プロ野球は後半戦に突入します。ただ、厳密に言えば、143試合のうち、カープは既に95試合を消化しており、残りは48試合しかありません。現在、首位ヤクルトとのゲーム差は11ありますので、残り試合数からして、逆転するのは至難の技です。カープは明日から2位狙いでいくのか、あくまでも優勝を目指すのか考えてみました。
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現在の順位
次の表は、今日現在のセリーグの順位表です。
チーム | 勝敗(勝率) | ゲーム差 |
ヤクルト | 56勝34敗1分(622) | |
広島 | 46勝46敗3分(500) | 11.0 |
阪神 | 46勝46敗2分(500) | --- |
DeNA | 42勝45敗2分(483) | 1.5 |
巨人 | 45勝50敗1分(474) | 1.0 |
中日 | 38勝50敗1分(432) | 3.5 |
ご覧のとおり、カープは阪神と並んで2位です。ヤクルトとのゲーム差は11あります。
もし、ヤクルトが5割のペース(26勝26敗)で戦った場合、82勝60敗(577)となります。
カープがこれを上回るには、35勝13敗のペースで戦う必要があり、その場合、最終成績は、81勝59敗(579)となります。これは、かなりのハイペースとなりますね。
優勝するためには
カープがヤクルトを上回るためには、カープの調子がいいだけでは無理でしょう。カープが勝ち続けると同時に、ヤクルトも負け続ける必要がありますね。
ただ、チャンスがない訳ではないと思います。阪神も開幕当初の大失速から、ここまでV字回復してきましたし、ヤクルトも今までどおり圧倒的な強さでは戦えないと思います。
優勝を目指すのか、2位狙いか
2位狙いで行くならば、上位との対戦は目をつぶり、下位チームにエース格をぶつけ、下位チームから確実に白星をゲットする方式です。
かつて、カープは1998年から2012年まで15年連続Bクラスに沈んでいました。
2013年、初のCS出場を果たすことになるのですが、当時のエース、前田健太は、横浜、ヤクルトなど下位チームを中心に登板しており、優勝した巨人戦にはほとんど登板しませんでしたね。
ただ、カープはCSで、ファーストステージは勝ち抜くものの、ファイナルシリーズでは巨人に1勝もできませんでした。
ですから、あまり得策ではありませんし、ファンとすれば、最後の最後までヤクルトを追ってほしいですよね。
夏場を左右するのはリリーフ投手陣が持ちこたえるかどうか
暑い夏場では、どうしても打者有利になります。となると、特に中継ぎ投手がへばることなく、持ちこたえることができるかどうかが鍵となりそうです。
次の表は、登板数が多い投手上位20人を列記したものです。
順位 | 登板試合数 | 投手名 |
1 | 45 | 伊勢(横浜)、エスコバー(横浜) |
3 | 42 | 鍬原(巨人) |
4 | 39 | 今村(巨人) |
5 | 37 | 岩崎(阪神)、湯浅(阪神) |
7 | 36 | 清水(中日)、平内(巨人)、大勢(巨人)、高梨(巨人) |
11 | 35 | 田中健二朗(横浜)、マクガフ(ヤクルト) |
13 | 34 | 岩貞(阪神) |
14 | 33 | 藤嶋(中日)、山崎(横浜)、入江(横浜) |
17 | 32 | マルティネス(中日)、今野(ヤクルト)、平田(横浜)、栗林(広島) |
21 | 31 | 木澤(ヤクルト) |
この表を見ると、球団別では横浜DeNAが6人、巨人が5人、阪神・中日が3人、ヤクルトが2人、カープが1人となっており、横浜DeNAの投手陣が登板過多となっているような感じですね。
カープは最多の栗林でも32試合ですし、上位20人の中に栗林以外の投手はいません。
これら、登板数が多い投手が、必ずしも夏にくたばると言い切ることはできませんが、ある程度の目安にはなるのではないでしょうか。
最後に
いろいろ、検証してみましたが、一番のリスクは何と言ってもコロナです。
一時のヤクルトのように、陽性者が大量発生すると一気に戦力がダウンし、順位も下がるでしょう。カープは今日、磯村が陽性判定を受けています。
ただ、こればかりは、全く予想することができません。対策を万全にしていても陽性になりますし、ある意味、運としかいいようがないですよね。
しかも、カープの場合、リーグの中で一番、移動距離が長く、その分リスクも高くなります。
ここは祈るしかないでしょうね。
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