日南秋季キャンプが終了
コロナ禍のため、3年振りに行われたカープの日南秋季キャンプが11月21日に終了しました。新井監督は就任記者会見において、猛練習という伝統を追いかけていきたいと語っていましたが、果たしでどうだったのでしょうか。
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新井監督の就任会見での発言
新井監督は、10月12日に行われた就任記者会見において、「質も量も大事なんですけどプロの世界は厳しい。カープは猛練習という伝統があるので量も質も両方追いかけていきたい。寝ていてはうまくならない。しっかり たっぷり 汗は流してもらいたい」と発言していました。
この発言によって、かつて軍隊のような猛練習を科した、山本浩二監督や野村監督の1年目のキャンプを想像した人も多かったのではないでしょうか。
報道から伝わる内容
報道から伝わる内容では、かつてのような猛練習ではなかったように思います。
言わば、例年どおりの内容でしょうか。
以前は、午前中はランニングやアップのみで、昼はランチ特打、午後からみっちり練習という地獄のようなスケジュールであったと言われています。
また、通常、春季キャンプと秋季キャンプでは練習内容が異なります。
春季は開幕が近いことから、より実戦に即した、連携プレーや紅白戦などを中心とした内容。一方、秋季は開幕まで時間があるので、少々のケガをしても大丈夫くらい、自分を追い込む個人練習が中心と言われてきました。
ただ、今秋季キャンプは新井監督の意向で紅白戦など実戦形式を多く取り入れたようですね。
厳しいから勝てるものでもない
かつては、午前中のランニングなど、選手の掛け声だけが響く独特なものがありました。
あの高橋慶彦氏がユーチューブで語っていましたが、きつすぎて食事も食べれない。夕刻、宿舎に着いても、立って歩くことができない位だったと、話しています。
今は、軽快なBGMも流れ、笑いも絶えない練習風景です。
ただ、厳しい練習をしたから勝てるというものでもないでしょう。それであれば、あの暗黒期は無かったはずです。もちろん、選手の素質もあるでしょうけどね・・・・。
時代に合わせた練習や、今と昔では選手も育った環境が違うので、どちらがどうとか一概には言えないでしょう。
ムードは良さそう
新井監督が合流してからは、明らかにキャンプの雰囲気が違いましたね。
新井監督は積極的にコミを図っています。特に野手出身なのに、投手に対しても積極的に声を掛け、打者目線でのアドバイスを贈っています。
佐々岡監督が野手にアドバイスすることは、おそらく無かったと思います。
この新井監督のコミュ力は非常に評価できるのではないでしょうか。
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新井監督のキャンプ総括
新井監督は、今秋のキャンプについて、「100点満点ですね。練習もしっかりできましたし、元気よく、明るく厳しく。100%のキャンプだったと思います」と総括しています。
第2クールからの参加でしたが、活気に溢れていました。
藤井ヘッド、新井良太、福地といった新しいコーチについても、選手からの評判は上々で、これまで他球団のコーチの教えを請うことがなかったので、新鮮だったようです。
ですから、やはり、コーチもOBばかりで固めてはダメですね。
また、藤井ヘッドや新井良太コーチなど、自らから指導しない、一方通行はダメと、指導を押し付けないことを明言しています。
特に新コーチともなれば、ついつい教え魔になりがちですけどね。これも大事なことでしょう。
最後に
12月、1月はオフシーズン、2月からいよいよ春季キャンプが始まります。
秋のキャンプでは新井監督の25番を見ることができませんでしたが、春のキャンプでは初日から見ることができるでしょう。また、黒田氏の指導についても楽しみですね。
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コメント
正直現代はYouTubeもありますから、コーチが一方的に押し付けるのはダメですよ。
ただ、杉内が巨人の若手投手がお股ニキの情報ばかり見てコーチの言うこと聞かなかったのを嘆いていたので、せめてコーチの言うことを一度は聞いてみて合わなければ捨てると言った選手側の取捨選択も必要でしょう。
コーチ側もコーチ側で○○はわしが育てたみたいなことをしたがるのをやめるべきだとは思いますけどね。
アマチュアでの打撃や投球を見てドラフトで獲得しているわけですから、実戦前から矯正なんてしなくていいですし、つまづいた時に助言したりでいいと思います。
結局は選手もコーチも個人事業主みたいなものですから、自分で選択する、させる、自分で責任を取らせるのが正解だと思います。
おはようございます。
マスコミも、○○監督は、○○在籍中、○○を育てたとか、そういう言い方しますからね。