カープは4勝4敗の5分
カープは、ここまで3カード、8試合消化し4勝4敗の5分としています。開幕直後は4連敗とどうなることか心配しましたが、よく最短で持ち直しました。そこで、ここまでの戦いについて感想を書いてみたいと思います。
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先発を引っ張らない
まず、先発投手陣ですが、あまり長いイニングを引っ張らない印象です。
次の表は、ここまで先発投手の投球イニングと球数ですが、4月7日の大瀬良を除き、すべて100球未満で交代させています。
当然、完投も、4月6日、5回コールドとなった遠藤を除き1人もいません。
これは、シーズン前から新井監督がコメントしていましたね。
昨シーズンは、前監督が、自身の経験も踏まえ先発完投にこだわり、終盤、先発陣が総崩れした苦い経験からきているのかも知れません。
ただ、その分、中継ぎに負担がかかるので、それは心配ですが、逆に先発が比較的長いイニングを投げていたので、昨年、カープは中継ぎ投手の登板試合数が他球団よりも多くありません。
ですから、このあたりは上手く調整するものだと思いますし、今の中継陣が疲れたら2軍から補充するのではないでしょうか。
日付 | 先発投手 | イニング/球数 |
3月31日 | 大瀬良 | 5回 74球 |
4月1日 | 床田 | 6回 95球 |
4月2日 | 玉村 | 5回 92球 |
4月4日 | 九里 | 4回1/3 87球 |
4月6日※ | 遠藤 | 5回 88球 |
4月7日 | 大瀬良 | 6回 110球 |
4月8日 | 床田 | 7回1/3 95球 |
4月9日 | 玉村 | 6回2/3 99球 |
イニング途中での交代が目立つ
また、先発も中継ぎもですが、早めにイニング途中での交代も目立ちますね。
昨年までは、1人の投手に、そのイニングを任せた感じで、途中での交代は余程、内容が悪いとかでない限りあまり見かけなかった印象があります。
この辺りは、今季から1軍投手コーチとなった、菊地原コーチの発想なのかも知れないですね。
攻撃は足を使う
一方の打線ですが、盗塁数は、ここまで3つしかありませんが、それでも1試合平均0.38個になります。昨年は143試合で26個ですから、1試合平均0.2個と、今年は倍近いです。
ただ、盗塁ではありませんが、ランエンドヒットなど、かなり足を使っていますし、塁に出れば、偽走をするなど、昨年に比べて、全く違う印象ですね。
この辺りは徹底していると思います。
デビットソンがはまる
また、新外国人選手、デビットソンの長打が魅力ですね。ここまで、両リーグ最多の4本のホームランを放っています。
打率こそ低いのですが、ヒット5本のうち4本がホームラン、1本が2塁打と、ここまで単打は0です。
まるで、昔いたランスを思い出します。
ただ、ランスが中軸を打っていたのに対し、デビットソンは6番ですから、この辺り、相手投手は恐怖ではないかと思います。
ベテランの復調
このほか、菊池、秋山が好調で、また、田中広輔も2年ぶりにホームランを放つなど、ベテランが元気です。
逆に言うと、若手が伸び悩んでいるといった感じでしょうか。
ベテランが疲れてきたときに、早く活きのいい若手が現れてほしいですね。
最後に
今週は苦手、バンテリンドームで、中日と2連戦、また週末にも、相性の悪いヤクルトと3連戦が控えています。
この5試合、何とか最低でも勝ち越してほしいですね。
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ユーチューブ
ユーチューブに動画をアップしました。
今回は、地元、呉港高校から南海に入団すると、1966年には、二塁手と三塁手、2つのポジションで、ベストナイン最多得票を集めるなど、南海の優勝、日本一に貢献、その後、カープに移籍すると、ムードメーカーとして、選手を鼓舞、初優勝には絡めませんでしたが、選手への影響力を誇示した、ゴリさんこと、国貞泰汎氏です。
今後とも、様々なカープレジェンドを紹介していきます。今まで知り得なかった選手や、エピソードに興味はありませんか?毎週発信していきますので、見逃さないためにも、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。
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