森笠氏がソフトバンク4軍コーチに就任
ソフトバンクは、来季からスタートさせる4軍の打撃コーチとして、今季までカープの2軍打撃コーチを務めていた森笠繁氏を就任させることがわかりました。昨年の西山氏及び江草氏に続き、今季も鯉の頭脳が流出です。
|
森笠氏の略歴
森笠氏は1976年10月4日、神奈川県横須賀市生まれの46歳。国学院久我山高校から関東学院大学を経て、1998年ドラフト4位でカープに入団しています。
この年のドラフトでは、1位東出氏、そして6位に新井氏がいます。ですから、入団当時は新井監督よりも全然評価が高く、金本2世などと呼ばれました。
ただ、レギュラーを掴むまでは至りませんでしたね。2008年に横浜にトレードされ、2010年に引退。その後はカープに指導者として戻り、現在に至っています。
森笠氏は新井監督と同期なので、残留するのかとも思いましたが、退任しましたね。
ソフトバンクの首脳陣
ソフトバンクは来季から4軍を作るそうです。
3軍があるだけでも画期的なのに4軍とはね。資金量が潤沢なのでしょう。恐れ入ります。
実はソフトバンクの首脳陣については、ほぼほぼ発表されていました。ただ、11月1日、2日に新スタッフの就任会見があった際、4軍打撃コーチについては未定でした。
ですから、当初から森笠氏に白羽の矢が立っていた訳ではなく、おそらく誰かに断られたので、森笠氏になったということではないでしょうか。
毎年、狙われるカープの頭脳
カープOBが他球団の指導者へ転身することは珍しいことではありません。
昨年は、西山氏が中日のバッテリーコーチ、江草氏が阪神の2軍投手コーチに就任しましたね。
当時のブログです。良かったらご覧ください。
|
最後に
今年は、カープでも、新井監督、藤井ヘッド、福地、新井良太など、他球団を経験した指導者が例年になく入団しています。
特に藤井ヘッドは、カープと縁もゆかりもありませんが、新たな風を吹かしてくれていますね。
その昔は、他球団の優秀なコーチがいても、広島は地理的に遠いとの理由で、断れることが多かったと言われています。
唯一、例外だったのが、根本氏でしょうか。1968年、監督に就任すると、小森、岡田といった指導力のあるコーチを招聘し、カープ初のAクラスに導いています。
また、1970年には関根ヘッドコーチ、広岡内野守備走塁コーチを招聘し、1975年の初優勝に向けての土台を作ってくれました。
まさしく、今のカープのように低迷期には外部からの血が必要ですね。
|
(良かったらクリックお願いします)↓😄
コメント
森笠がソフバンでコーチって、え、森笠?ぐらいにしか思っていなかったのですが。
そもそもソフバンもいつまで経っても評価の低い関川を飼ってたりしますし、よく分からないものです。
まあ結果出さなくてもずっとコーチが居座れると言うのは良くないとは思いますけどね。他球団なら阪神はようやく守備低迷の元凶とされた久慈を切りましたし。
広島自体が「家族」という呪いによって縛られていますから、選手やコーチを切ることに抵抗があるのも問題ではあります。
新井は家族がどうとか言ってアットホームすぎるチームの元凶を作った張本人なんですが。
新井に関しては家族がどうとか言ったことだけは全く評価できませんね。
個人的にはコーチのライセンス制や、そもそもコーチにならなくても生活できるような選手年金の拡充などをやるべきだと思っています。
まあこの辺りは今回の題目とは若干離れてしまいますが。