センターの筆頭候補、宇草が2軍落ち
若手主体のメンバーで戦う最後のオープン戦が終わり、佐々岡監督は早速、結果が伴わない選手を2軍に落とし、実績のある長野らを1軍に昇格させました。降格となった選手の中には今シーズンセンターの筆頭候補と目された宇草が入っており、センターのレギュラー争いが混沌としてきました。
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センターは主に3人の争い
今シーズンのカープ、センターのレギュラーは宇草、野間、大盛の3人で争うと思われていました。センター争いに関しては、こちらのブログに書きましたので良かったらご覧ください。
本命宇草はどうした
宇草は、昨年、終盤、カープが好調だった時には1番センターに定着しており、今年はセンターの筆頭候補と見られていました。
ところが、その宇草がまさかの降格となりましたね。宇草の場合、元々守備は抜群に良いと言う訳ではないので、機動力と打撃でアピールしてほしかったのですが、ダメでした。
鈴木誠也が宇草に期待しており、アドバイスも送っていたようですが、自分のものにできなかったということですかね。
オープン戦では、初戦の巨人戦で2安打、次の日本ハム戦、横浜DeNA戦と3試合連続ヒットを放ちますが、その後の3試合では1安打。フォアボールも選べないですし、打撃の内容もボテボテの当たりや空振り三振も目立つなど、良くなかったです。
対抗、野間もパッとしない
宇草の対抗馬と見られていた野間ですが、こちらは降格しなかったものの、良くないですね。
ここまでオープン戦に5試合出場して、13打席、10打数ノーヒット。フォアボールは3つ選んでいますが、ヒットを打てていません。
球団は奮起を促す意味も込めてキャプテンに指名したのだと思いますが、ここまで、その成果が出ていません。ただ、怖いのは、不振でもキャプテンという理由で、1軍に置いておくことです。
昨年、一昨年の田中広輔は、選手会長という肩書があるとの理由ではないと思いますが、1軍に帯同し続けました。田中広輔の二の舞にしないように実力主義でいってほしいです。
大盛はハングリー精神
センターを争う3人の中では、最も順位が低いということは大盛本人が一番よくわかっていたのではないでしょうか。
野間はキャプテンでドラフト1位、宇草も昨年終盤センターのレギュラーを掴んだドラフト2位です。片や大盛は育成出身で、苦労に苦労を重ね、支配下登録、そして1軍の座を掴んでいます。
ですから、ハングリー精神は他の2人よりも旺盛で、少ないチャンスでも必ずモノにするんだという気持ちが出ています。2月27日の日本ハム戦では、9回代打に出てきてホームランを放っていますからね。
ここまでオープン戦7試合に出場し、12打数5安打、打率417と結果を残しています。また、以前は空振り三振が目立っていましたが、ここまで三振はわずか1です。
落ちるボールへの見極めができればと思っていましたが、克服できれば最有力候補となります。
まとめ
現状、1番センターに一番近い位置にいるのは大盛で間違いないと思います。
開幕まで残り2週間、各チームとも公式戦を想定して、主力級がどんどん出てくる時期です。カープも明日の日本ハム戦からは、ベストメンバーで戦いたいところですが、新外国人選手のマクブルームが12日に来日ということ、また、坂倉の状態も気になるので、ベストメンバーとはいかないかも知れません。
しかし、1,2番は決めているでしょうから、明日のスタメンが楽しみになりますね。
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