昨年新人の栗林やブレイクした林なども順調に調整
今シーズン、カープ1軍のキャンプでは、ルーキーや鈴木誠也の後釜などが焦点となっており、連日メディアもそちらの話題を多く取り上げています。当然と言えば当然ですが、一方で、昨年のルーキー栗林やブレイクした林などは露出は少ないものの、順調に仕上げているようです。
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昨年のルーキー3人衆について
栗林は制球力アップを
昨シーズン、申し分ない活躍をして見事新人王に輝いた栗林ですが、このオフは制球力アップに取り組んでいます。まず、自主トレでは、今までないくらい下半身を鍛えたとか話していました。
昨シーズン、ほぼ失点0でしたが一人のランナーも許さず、完璧という試合は少なかったですね。特に、52イニング1/3を投げて、与四球は28個と被安打数23よりも多く、このあたりを課題と考えているようです。
今シーズンは、従来通り延長12回制に戻すという話が出ていますので、回跨ぎなどの場面も増えるかも知れません。そうなると、いかに球数を少なくして抑えるかがポイントとなりそうですね。
19日、20日と2日連続でブルペン入りしていますが、次回は実戦で登板予定のようです。
抑えだけは確定のようですから、逆に言うと、栗林がコケれば大変なことになります。今年も頑張ってほしいですね。
森浦はストレートのキレとチェンジアップの精度を
昨シーズン、チーム最多の54試合に登板した森浦ですが、「ストレートのキレを出して変化球が生きるようにしたい。また、チェンジアップも精度良く磨いていきたい。」と話しています。
日南での紅白戦以降、実戦登板はないですが、同じ左腕では、ドラフト1位、黒原がセットアッパーの座を狙っているので、本人も気が気でないでしょう。故障しないようにやってほしいですね。
大道は緩急を使いこなせるように
昨シーズン、ルーキー3人衆の中で一番悔しい思いをしたのがこの人でしょう。当初は中継、途中から先発に回ったものの、途中で息切れして2軍落ち。そのまま1軍に戻ってくることはありませんでした。
このキャンプでは、自慢のストレートと球速110キロ台のカーブを制球良く織り交ぜながら、緩急を付けるピッチングに取り組んでいます。
大道も今シーズン、先発なのかリリーフなのかメドはたっていませんが、何とか1軍に生き残ってほしいですね。
野手では林
ルーキーではありませんが、昨シーズン、大ブレイクを果たしたのが林です。ブレイクと言えば、小園や坂倉もそうですが、彼らは、その前のシーズンから、多少なりとも活躍していましたからね。
彗星のごとく現れたのが林でしょうね。昨年の前年つまり2020年は、シーズン終盤の10月にわずか4試合出場し、ヒットは1本だけという成績でした。それが、2021年は、102試合に出場、ヒットは95本、ホームランは二桁10本を放っています。
昨年は、コロナで主力のほとんどがいなくなり、仕方なく2軍から上がってきましたが、このチャンスを確実にモノにしていますね。
今キャンプでは、左投手の克服に取り組んでいますが、今シーズン初の対外試合で、早速その成果が出ました。
16日に行われた横浜DeNAとの練習試合において、第1打席では、1ボール1ストライクから石田の変化球をセンター前にヒット。続く第2打席では2球で追い込まれるものの、ファールで粘り、濱口の5球目をレフト前にヒットを放っています。
相手投手は1軍でバリバリ投げている石田と濱口ですし、また、濱口からは、ツーストライクと追い込まれながら、ファールで粘ってヒットにしています。
対外試合トータルでは、2試合に5番サードで出場し6打数3安打の成績を残していますね。
最後に
世の中、昔から2年目のジンクスという言葉をよく使います。そうならないよう、逆にステップアップを期待したいですね。
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