前レンジャーズのアンダーソン投手と契約
数日前から噂されていたカープの新外国人。野手のマクブルームと投手のアンダーソンですが、本日、アンダーソン投手と契約合意したとのニュースが入ってきました。そこで、過去、カープで活躍した主な投手と比較をしてみました。
今年の外国人選手の去就についてはこちらをご覧ください
クロン、ネバラスカス、スコット退団! 早くも新外国人選手の名前
アンダーソン投手の経歴
ドリュー・アンダーソン投手は、2012年ドラフト21巡目(全体668位)で、フィーリーズからドラフト指名されています。身長190.5センチ、体重83.9キロというのは、カープが外国人投手を選ぶ一つの基準である高身長ですね。もっともアメリカ人は全体的に背が高いですけど。
アメリカではフィリーズ、ホワイトソックス、そしてレンジャーズと渡り歩いています。まだ27歳と若いですし、報道によるとあの大谷から三振を奪っているとか。
過去、カープで最も活躍した外国人投手は
カープで活躍した外国人投手はいろいろいますが、先発型のベスト3といえば、ルイス、バリントン、ジョンソンではないかと思います。(あくまで私見です)リリーフではサファテが一番だと思いますが、サファテはソフトバンクの方が長いですし、ここでは書きません。
ルイス、バリントン、ジョンソンとの差
アンダーソン投手と、ルイス、バリントン、ジョンソンとの差を見てみることにしましょう。
MLBドラフト | 来日まで | 体型 | 初年度年俸 | |
ルイス | 1巡目(全体38位) | 12勝15敗 | 193cm/104kg | 9,500万円 |
バリントン | 1巡目(全体1位) | 1勝9敗 | 193cm/97 kg | 6,500万円 |
ジョンソン | 1巡目(全体40位) | 0勝3敗 | 193cm/93 kg | 7,000万円 |
アンダーソン | 21巡目(全体668位) | 1勝3敗 | 190cm/84kg | 8,000万円 |
以上のとおり、ルイス、バリントン、ジョンソンは、3人ともにMLBドラフト1位ですから、入団前から評価が高かったことがわかります。また、この3選手は偶然か皆、身長193センチとなっています。ルイスがややポチャ体型でしょうか。
ただ、初年度年俸のとおり、コルビー・ルイスが一番期待が高かったことがわかります。この年は黒田がFAで抜け、その穴を埋めるため、カープも頑張ったのでしょうね。黒田の年俸が浮くのでその分、注ぎ込めたのではないかと思います。ルイスは予想以上に活躍し、カープ退団後はメジャーでも大活躍しましたね。
バリントンは、皆さま、ご承知のとおりMLB全体1位ですからね。これはすごいことです。このような投手が日本に、しかもカープに来てくれるというのは信じられませんでした。カープでは4年在籍し、4年目調子を落とし自由契約になったためオリックスに入団しました。
そして、カープ史上最高の助っ人投手といえば、クリス・ジョンソンしかいないでしょう。カープ3連覇にも大いに貢献してくれました。また、カープ退団後オリンピックのアメリカ代表の打診を受けたものの、カープのジョンソンとして終わりたいと、本人が申し立て断ったそうです。浪花節のように泣けてくる話ですね。
ジョンソンについては、こちらに書いていますので、よかったら御覧ください。
アンダーソンは活躍できるか?
上記のとおり、ルイス、バリントン、ジョンソンと比べると、年俸面では同格です。ただ、ルイス、バリントン、ジョンソンはMLBドラフト1位ですから、日本で素質が開花したって感じでしょうか。ただ、アンダーソンがダメという訳ではありません。
来日前までのMLBでの成績は御覧のとおりあまり参考にはならないでしょうし、やはり実物を見てみないとわからないでしょう。スコットやネバラスカスのように全く活躍せずに退団した選手もいます。
現状、先発は日本人で
今年は、先発型の外国人投手が軒並み期待外れに終わったので、先発ローテ―は終盤、大瀬良、九里、森下、床田、高橋昂也、玉村の6人で回していました。
ただ、大瀬良、九里はFA権を持っていますし、また、この6人が来年度も皆、ケガなく、調子を落とさずに1年間継続する保障もない訳ですから、投手はいくらいてもいいでしょう。
補強はどんどん行ってほしいですね。
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