本日オールスターファン投票で森下と鈴木誠也が選出されました
今年のオールスターファン投票の最終結果が本日発表され、カープから、先発投手部門で森下、外野手部門で鈴木誠也が選出されました。森下は初選出、鈴木誠也はファン投票では4回目(監督推薦を入れると5回目)の選出となっています。 カープファンとしては、オールスター期間中、休んでほしいという気持ちも少しはありますが、やはり選出されるのは嬉しいですね。
森下は2位に5万票近い差を付ける
森下の選手には驚きですね。
何しろ、今シーズン、好調の首位阪神の選手への投票が多く、先発投手部門でも、森下より勝ち星も防御率もいい青柳を抑えての選出です。特に防御率は唯一の1点台です。
それだけ、森下の印象が強いのでしょうか。昨年度規定投球回数に達した菅野、西、大野あたりの主力投手よりも評価されています。コロナ禍で離脱はありましたが、侍ジャパンの影響が大きいのかも知れません。
鈴木誠也は選出されて当然
鈴木誠也も、森下同様、コロナ禍で離脱しましたし、ホームラン数も少なく、また、タイムリー ヒットも滅多に出ないなど苦しんでいましたが、やはり侍ジャパンの4番ですからね。これまでの実績も申し分なく、これは妥当だと思います。
菊池、栗林は落選
一方、今年は打撃好調でつい数日前までは首位打者だった菊池や、開幕からの無失点記録を作った栗林は次点に泣いています。
菊池の2塁手部門にはホームラン19本放っている山田哲人がいますし、栗林の抑え部門には、セーブ数がダントツのスアレスがいますので、これは仕方ないところでしょうか。
ただ、二人とも侍ジャパンのメンバーですし、監督推薦では選出される可能性が高いと思います。
ひと昔前はカープの選手の選出は皆無
しかし、時代は変わりました。
ひと昔前まで、カープの選手がオールスターファン投票で選ばれることなんて、ほぼ皆無でした。 ほとんどが巨人、阪神の選手でしたので、昔はファン投票はあきらめて監督推薦で誰が選ばれるのだろうと思って見ていました。
ところが最近は、カープ女子に代表されるように、カープの人気が全国区になり、ファン投票でもカープの選手がかなり選ばれるようになったと思います。
今年は巨人の選手が一人も選出されていません。巨人が弱いのならわかりますが、2位ですからね。逆にカープは最下位なのに2名選出。 昔なら考えられなかったことです。
かつては山本浩二と衣笠がオールスターで大活躍
1975年、カープが初優勝した年ですが、この年のオールスター第1戦、オールセントラルの3番に入った山本浩二、6番に入った衣笠がともに2打席連続ホームランの大活躍を見せました。
この活躍を見たマスコミが「赤ヘル旋風」なる言葉を使いだし、ついには初優勝へと繋がっていきました。
山本浩二は通算500本以上のホームランを記録していますが、引退後、現役中に印象に残ったホームランは何か問われたときに、公式戦でのホームランではなく、このオールスターのホームランであると話しています。
それだけ、カープにとってはオールスターというのは特別な存在だと思っています。今年も楽しみにしています。
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